グラフィックアーツ科の特徴

グラフィックアーツ科では、印刷について学びます。企画→原稿制作→印刷版作成→印刷→製本などの仕上げという、印刷物制作の各工程の理論・技術・材料などについて学びます。原稿制作では写真撮影、イラスト作成や記事の入力とそれらの誌面レイアウトに欠かせない、カメラやパソコンの操作方法についても基礎から学習します。
3年生からは、DTP系と写真系に分かれ、より専門的な内容を学びます。
実習棟にはいつも笑顔が溢れ、生徒がお互いに刺激し合い、センスを磨いています。
授業内容

印刷
印刷の基本から業界の最先端まで、印刷に関する幅広い知識や歴史を学びます。実習ではインキを練ったり、色んな手段で紙に刷ったり、色をチェックしたりと、現場でも使われている技術を学習します。

DTP
広告や雑誌を制作する際に実際に現場でも使われているIllustratorやPhotoshopなどを使って、ソフトの操作法やレイアウトの技法などを学習します。

写真
デジタル一眼レフカメラを用いて写真撮影の基本から目を引く構図の決め方、さらには撮影した写真を加工する技術まで幅広く学習します。

連携
学校で学習した成果を活かして、地域や大学、企業との連携に取り組んでいます。この活動を通じて学習の成果を披露するだけでなく、地域の活性化にも貢献しています。
コース選択について
グラフィックアーツ科では、1、2年生は全員で共通の授業を受け、3年生からはそれぞれのコースに分かれて学習します。

- DTPコース
- DTP分野は近年デジタル化が急激に進んでいます。このコースでは、全般的な知識をベースにした上で、プリプレス(製版)分野での、技術能力を深めていくことを目的としています。
具体的には、レイアウトや書体、図版などによる効果や製版作業、コンピュータを使用したフォトレタッチやレイアウトについて学習し、グラフィックアーツの専門的なノウハウを持った技術者を目指します。 - 写真コース
- モノクロ写真、カラー写真、写真製版、デジタルデータに関する基礎的な知識を踏まえ、実践的な技術を習得し、実際に活用する能力と知識を身につけることを目的としています。
具体的には、写真分野の知識を深めることを目標とし、プリプレスについても理解を深めることで、一連の流れを理解した上での写真技術の向上とトータルな知識の習得を目指します。
カリキュラム
1年生 |
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工業共通科目 |
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2年生 |
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工業共通科目 |
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3年生 |
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工業共通科目 |
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DTP系 |
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写真系 |
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学科紹介映像
2024年に情報科の生徒が授業の作品として制作したものです。(音声あり)