現地研修

8月27日(水)

 2014年8月27日(水曜日)は,NACOSの現地研修の十一日目となります。
本日はホームステイの最後の日となります。 各ホストファミリーで朝食を食べたあと,ホールに集合しました。 そこで,お別れ会が開かれました。このお別れ会には,団員のほか,村長さま,ホストファミリーのみなさまなど,たくさんの方が参加くださいました。
団員一人ひとりが,このホームステイの感想をみなさんの前で発表していきます。 「言葉が通じず長い三日間だと思ったが,終わってみたら『あっ!』という間だった。」 「初めは,ホームシックになっていたが,ホストファミリーのみなさまがやさしく迎えてくださったので,そんな気持ちはなくなった。」
「いろいろと美味しい料理をたくさんつくってくれてありがとう。」 「いろいろなところに連れて行ってくれてありがとう。」「いろいろな体験をさせてくれてありがとう。」 「お風呂や料理の食べ方など,慣れないことばかりだったが,いま思い返すとすばらしい経験だった。」
「少ししか話せない英語やマレー語を一生懸命に聞いてくれてうれしかった。ありがとう。そして,気を使って分かりやすい言葉で話してくれてありがとう。」 「このホストファミリーと過ごした時間は忘れられない。」
「初めは不安だったが,温かくホストファミリーのみなさまが迎え入れてくれて,不安が解消された」など,
一言では言い表すことができない感謝の言葉をホストファミリーの皆さまにお伝えできました。
また,「また,家族に会いに来たい。」「写真や手紙を送る。」など, 強まった絆をいつまでも続けていきたいという想いを,ホストファミリーの皆さまにお伝えできました。




 また,団長も「我々を本当に温かく迎えてくださって,ありがとう。多くの思い出を持って帰国することができます。」という感謝の言葉を述べました。


その後,ホストファミリーのみなさまかも一言ずつ,お言葉をいただくことができました。
「また,機会があったら,家に遊びにきてください。」「初めはスプーンを使ってごはんを食べていたのに,最後は手で食べてくれた。 みなさんの変化を見ることができてうれしかった。」「自分のこどもみたいだった。」「子供と遊んでくれてありがとう。」など,
別れを惜しむ言葉を団員たちに掛けてくださいました。 ホストファミリーのみなさまが我々に対して,本当の家族のように接してくださったことが思い出されるお言葉に,団員たちはとても感動していました。




 村長さまからのお言葉では,「一緒にダンスをしてくれて,教えてくれてありがとう。感謝祭では,たくさんの人と接してくれてありがとう。 また,くだものの時期に遊びにきて欲しい。機会があったら,マレーシアの学校と日本の学校で交流しよう。」というお言葉をいただきました。
 また,今回のNACOSのコーディネータを務めてくださった国立マレーシア科学大学の副田先生からは 「人とのつながりが減ってしまったいまの日本で,このマレーシアのカンポンというコミュニティで生活をして,大切なものを見ることができたと思う。 また,今後の日本を背負っていく皆さんが,マレーシアと日本の架け橋になってくれることを望みます。」というお言葉をいただきました。


 その後,本日,帰国する我々に対して,ララオ村からプレゼントをいただくことができました。 各ホストファミリーから各ホストファミリーでお世話になって団員たちへのプレゼントです。 団員たちは,本当の家族のように接してくれたホストファミリーをはじめとするララオ村のみなさまとの最後の別れを本当に愛しんでいました。











 その後,ララオ村から,名古屋市教育委員会および各学校へセパタクローのボールがプレゼントされました。





 その後,全員で記念撮影をしました。


 いよいよバスへの乗車です。日本から来た言葉もあまり話すことができない我々に対して,一生懸命に話を聞いてくれ, 一生懸命に接してくれたことを我々NACOS一同は,本当に感謝いたしております。
 私たちは,このララオ村で経験したことを,ずっと胸にきざみ忘れません。 ララオ村のみなさん,本当にありがとうございました。