3月27日(水)WWL生徒研究発表会 |
名古屋大学豊田講堂を会場に、WWL生徒研究発表会が行われました。主催は
名古屋大学教育学部附属中・高等学校およびコンソーシアムTOKAIです。本校
からは、国際科学科2年生12発表、1年生2発表、普通科2年生3発表の総勢
43名で参加して、口頭発表2件、ポスター発表17件という形で、名古屋大学の
審査の先生方を始め多くの参加者の皆さんに研究発表を行い、活発な議論が
繰り広げられ、校外で発表交流する素晴らしい機会となりました。
最優秀賞1件、優秀賞2件、奨励賞5件という結果を収めました。
3月4日(月)1年国際科学科 グローバルサイエンスキャンプU |
国際科学科1年生は、3月4日にグローバルサイエンスキャンプUを実施し、京都
大学吉田キャンパスにある2つの研究室を訪問しました。
午前中は大学院理学研究科 生物科学専攻 植物学教室 植物生理学講座の
野田口教授の研究室を訪れました。研究内容に関する講義のあと、実際に実験
操作を体験し、研究室スタッフの案内で普段見ることのできない共焦点レーザー
顕微鏡など研究室の設備を見学させていただきました。
午後は大学院地球環境学堂 地球益学廊 バース ロジャー講師の研究室を
訪問しました。アイスブレイクのあと、クイズを交えた研究室の紹介を受けて
地球環境について考えを深めました。世界各国からやってきた研究室スタッフ
とともに、2時間のワークショップの間はすべて英語で実施されました。
これらの研修を通して、大学ではどんなことを学ぶのか、研究室とはどのよう
なところなのかを体験することができ、生徒にとって大変良い刺激となりました。
SSH卒業生調査について |
SSH第1期および国際科学科1期生を対象に卒業生調査を行いました。 こちらです 。
12月17日科学三昧inあいち2023 |
12月27日に自然科学研究機構 岡崎コンファレンスセンターにて、第15回あい
ち科学技術教育推進協議会発表会 科学三昧inあいち2023が開催されました。
この発表会は、愛知県近郊の高校48校が参加しており、国際科学科201のメンバ
ーが午前と午後に分かれて課題研究のポスター発表を行いました。高等学校以外
にも、名古屋大学、自然科学研究機構、愛知教育大学、大阪大学、京都大学など
からブース参加もあり、ポスター発表では活発な議論が繰り広げられました。
自分たちの研究をわかりやすく伝えるための良い経験となりました。
12月12日,15日,20日サイエンスダイアログ |
サイエンス・ダイアログが12/12、12/15、12/20の3日にわたって実施されました。
サイエンス・ダイアログは日本の大学・研究機関で研究をしている外国人研究者に
来校していただき、研究内容や出身国に関する講義を英語で受けるものです。12日
は国際科学科2年生が、CFRP(カーボンファイバーで補強・教化されたプラスチック)
を研究している研究者の方の話を聞きました。15日は国際科学科の1年生と普通科の
希望者が、植物と人間の関わり、系統ゲノミクスについての講義を、20日は心理学
的なアプローチから、心や神経の働きについての講義を希望者が受講しました。専
門的な内容を英語で聞くため、難しさもあったと思いますが、質疑応答では様々な
質問が出され、積極的に参加する生徒の姿が見られました。
12月14日 JAXA講演会 |
1年生全員を対象にKGS講演会として、本校卒業生のJAXA研究開発部門の梅村悠氏
によるJAXA講演会が開かれました。「JAXAの仕事と今後の宇宙輸送〜高校生の身の
回りで感じる疑問は将来的につながる〜」という演題で、初めにJAXAの組織につい
ての紹介や現在取り組んでいるプロジェクトについて簡単な紹介の後、高校時代の
学習が将来に直接つながっているという話をしていただきました。講演後の質疑応
答では、ロケットエンジン内の燃焼のしくみについての質問などが出て、活発な交
流となりました。
12月6日 サイエンスレクチャー |
サイエンスレクチャーは国際科学科の1年生が、小学6年生を向陽高校の実験室に招待
し、科学に関するテーマを小学生向けにアレンジし、講座を行うものです。
講座のテーマ選びから、実験の準備、発表に至るまですべて生徒が考えました。グルー
プごとにスライドを使ったり寸劇を取り入れるなど小学生の興味を引き出し、わかりや
すく伝えるための創意工夫がみられる講座となりました。小学生とコミュニケーション
をとりながら、様々なテーマについて楽しく伝えることができました。
10月13日〜19日 国際科学科アメリカ研修旅行 |
10月13日〜10月19日の1週間、国際科学科201の生徒たちはアメリカ・ロサンゼルスへの
海外研修に行ってきました。中部国際空港から約10時間のフライトを経て、初日から3日目
午前中まではホームステイ先で過ごし、アメリカの観光地を巡ったり、アメリカの文化に
触れたりしました。4日目は、ダウンタウンマグネッツハイスクールで英語によるプレゼン
テーションを行い、現地の高校生と交流しました。その後、スペースシャトルが展示して
あるカリフォルニアサイエンスセンターを訪れ、様々な展示品を見学しました。
5日目はJPLというNASAの研究施設へ行き、研究内容についての説明を受けました。
その後、UCLAに行き、キャンパスを散策した後、ハリウッドやグリフィス天文台を訪れま
した。
ホームステイでは英語のみでコミュニケーションを取る環境で、行く前は緊張気味の生
徒も多かったのですが、行事後は非常に満足している様子でした。これらのアメリカでの
様々な体験によって、本当に有意義な時間を過ごすことができました。
10月12日〜13日 国際科学科T年生GSCT |
国際科学科T年生は、10月12日(木)、13日(金)に愛知県豊田市稲武地区にある名古屋
市野外学習センターで1泊2日のグローバルサイエンスキャンプを実施しました。
1日目に、まず名古屋大学大学院 生命農学研究科 森林保護学研究室 梶村恒 准教授
をお招きして、森林の植生とそこに棲む動物についての講義を受けた後、名古屋大学演習林
に移動して、森林植生の観察、ネズミの捕獲、定点カメラによる動物の行動観察、動物の生
活痕の探索、粘着シートによる昆虫の捕獲、コケや菌類の観察などのフィールドワークを行
いました。
センターに帰着後に、グループごとに設定したテーマについてデータをまとめて議論して、
2日目には英語による口頭発表を行いました。準備に時間をかけられず慌ただしかったです
が、森林でのフィールドワークやプレゼン作成の過程を通して、チームで協力する充実感や
達成感を得ることができました。
8月23日・24日 福井宿泊研修 |
8月23日・24日福井宿泊研修を実施しました。
初日はまず、若狭三方縄文博物館と年縞博物館を訪問しました。縄文博物館では鳥浜貝塚から出土した
遺物の展示を見学して縄文文化について学習しました。年縞博物館では、7万年もの間途切れることな
く形成されている水月湖の年縞について、なぜ途切れることなく年縞が形成されたを学び、年縞の堆積
物を調査することで当時の気候を探ることや、より正確に出土品などの年代測定ができることなどを学
びました。
午後は六呂師高原の福井自然保護センターで植物の種子散布や植物を利用した昔の遊びについて野外
学習をしました。夜には星空保護区に指定された六呂師高原での星空観察を楽しみました。
2日目には今年リニューアルされた福井県立恐竜博物館へ向かい、午前中は常設展の見学、午後には化
石発掘体験を行いました。化石発掘体験では、実際の発掘現場から持ち込まれた石を割り、巻貝の化石な
どを見つけることができました。2日間を通して実物に触れながら学習をすることができ、とてもよい経
験になりました。
8月3日(木)101KGS連携 株式会社UACJ 東亞合成株式会社 研修 |
国際科学科1年生が8月3日に、株式会社UACJと東亞合成株式会社を訪問しました。この研修はコ
ロナ禍により中断されていたため、2019年度以来4年ぶりの実施でした。
午前中に訪問した株式会社UACJはアルミニウム製造で日本一のシェアを誇る素材メーカーです。生徒た
ちは社員の方々から会社の説明やアルミニウムに関する講義を受けた後、工場に入り実際にアルミニウ
ムが圧延される様子を見学しました。R&Dセンターも見学し、アルミニウムが加工によって多様な特性
をもつことを実際に触れて学ぶことができました。
午後に訪問した東亞合成株式会社は「アロンアルファ」などよく知られている化学製品を開発・製造し
ているメーカーです。まず社員の方々からクイズを交えつつ会社説明をしていただきました。その後R&
D総合センター内の研究室を見学し、実際に光硬化樹脂と凝集剤・分散材に関する簡単な実験を見せて
いただきました。
素材メーカーの重要性や、研究の現場を実際に見て聞いて学ぶことができ、卒業後の進路をイメージ
する一助となるとても有意義な研修となりました。
■8月4日(金)課題研究交流会 |
課題研究交流会は名古屋大学を会場に、課題研究について意見交換を行う一宮高校主催の発表会です。
7校18グループが2分間のミニスピーチとポスター発表を行いました。向陽高校からは、301グリコ班
、方程式班、熱音響班、コランダム班、共生菌班、コケ班の6グループが参加しました。名古屋大学
理学部の先生方や大学院生の皆さんから、様々な質問・アドバイスをいただき活発に意見交換を行う
ことができました。
■8月4日(金)豊田工業大学 研究室体験 |
1年生が名古屋市天白区にある豊田工業大学を訪問し、研究室体験を行いました。午前中は流体工学
研究室瓜田准教授による「うずを読み『流れ』の本質に迫る」というテーマの講義を受け、カルマン渦の
周期を測る実験を行いました。流体力学の基礎を身近な橋の形状などを取り入れながらわかりやすく解
説していただき、圧力や流速の様々な測定法やレイノルズ数の導出過程について知ることができました。
午後は情報記録工学研究室粟野教授による「最先端エレクトロニクスの基本は電磁気学」というテー
マの講義を受け、磁気記憶デバイスについて紹介していただきました。その後、コイルの磁束密度測定と
ネオジウム磁石を利用したモーター作りを行い、実験結果をスライドで発表しました。生徒たちはこれ
らの体験から、スピン量子効果材料およびデバイスについての先端研究に高揚感を感じるとともに、多
くの学生が海外の大学で発表や研究をしていることに興味津々の様子でした。
8月1日(火) 101KGS連携 瑞浪市化石博物館 研修 |
国際科学科1年生が8月1日に瑞浪市化石博物館を訪れ、研修を行いました。午前中は本校の卒業生である
学芸員の方に展示の解説をしていただき、2000万年前から1500万年前の瑞浪層群から見つかった化石につい
て学習しました。その後、博物館から土岐川河川敷の野外学習地へと移動し、化石の発掘を行い、貝を中心と
した多くの化石を見つけることができました。午後は博物館の研修室で、午前中に発掘した化石のクリーニン
グ作業と種の同定作業を行うとともに、貝化石に近い種類の現在の貝が生息している環境から、その地層が堆
積したころの水深を推定しました。日常ではなかなかできない体験を多くすることができ、学びの深い研修と
なりました。
■7月27日(木)101KGS連携 核融合科学研究所 研修 |
国際科学科101クラスは岐阜県土岐市にある核融合科学研究所を訪問しました。核融合
科学研究所は、核融合発電を実現・実用化するために、超高音・高密度のプラズマをつくる
挑戦をしつづけている研究機構です。午前中は、当施設が誇る実験装置の旧モデルの模型を
見学しながら、プラズマを閉じ込める方法について学びました。午後は、3班に分かれ、そ
れぞれ実習・実験を行いました。実験を通して、プラズマを閉じ込める方法を体感して、
未来のエネルギーに関する知見を広めることができました。
■7月15日(土)SSH東海フェスタ2023 |
東海フェスタは、東海地方のSSH指定校24校が名城大学に一堂に会して開かれる名城大学
附属高等学校主催の課題研究の発表会です。午前中には、301溶解度班が第4分科会で口頭
発表を行った結果、全体会でも発表を行う代表として選ばれ、優秀賞を受賞しました。
午後からは、酵素班、ロボット班、テルミン班、ミズクラゲ班、コケ班、虹班がポスター
発表を行い、多くの参加者と意見交換を行うことができました。
■7月5日(水)ヤマザキマザック訪問 |
国際科学科201クラスは岐阜県美濃加茂市にあるヤマザキマザック株式会社を訪問しました。
ヤマザキマザックは、1987年より工作機械メーカーとして売上世界第一位を記録し続けている
世界の「モノづくり」に貢献している会社です。前半はヤマザキマザック工作械博物館を見学
して、工作機械の変遷について学び、後半の工場見学では精密な機械づくりの現場を見ること
ができました。向陽高校のOB社員の方に丁寧に説明していただき、生徒達も非常に好奇心を
持って参加して質疑応答も活発に行われました。「機械を作る機械」のメーカーとして、人が
どのよにに関わり機械に向き合っていくか、最先端の現場から多くのことを学ぶことができ
ました。
■6月28日(水)SSH成果報告会 |
SSH成果報告会は無事に終了しました。
国際科学科1年生 KGS研究T:物理・化学・生物分野の探究実験
普通科1年生 グローバル探究T
国際科学科3年生 KGS研究V:課題研究ポスター発表
国際科学科2年生 科学英語U
などの授業を公開し、その後SSH事業成果報告と意見交換会を行いました。
たくさんの保護者の皆様や、学校関係者、SSH運営指導委員の先生方にご来校いただき
生徒たちが張り切って活動している様子を見ていただくことができました。
運営指導委員の先生からは、今後もわくわくする気持ちを持って課題研究に取り組んで
ほしい。保護者の方からは、子どもの成長を感じることができた、といったお声をいた
だきました。
ご参加いただいた皆さま、どうもありがとうございました。
■6月8日(木)国際科学科 名古屋市科学館研修 |
国際科学科1年生が名古屋市科学館で研修を行いました。5名の学芸員の方々から
『サイエンスショーの裏側』『「自分の体」を使って科学体験』『トレビシック兄弟と日本初の蒸気機
関車づくり』『地球の歴史を科学する』『プラネタリウムと天文学』の5つのテーマで講義をしていた
だきました。サイエンスショーや科学体験に関する講義では、科学の探求だけではなく科学コミュニ
ケーションの大切さを教えていただき、社会における科学館の役割について知識を深めました。
また、将来科学に携わる仕事を目指している生徒達にとって、鉄道や人類史、プラネタリウムのし
くみや天体などの様々なテーマについての講義を通して、科学が様々な分野で人類に貢献していると
いう認識を深める良い機会となりました。普段からなじみのある科学館ですが、生徒達は今回の体験
を通して興味と理解をより深めていました。
■5月19日(月)Downtown Magnets High School 交流会 |
国際科学科3年生がアメリカのDowntown Magnets High Schoolとオンラインで交流会を行いました。
初めに本校生徒が研究内容を英語で発表し、質疑応答を行いました。その後Downtown Magnets High
Schoolの生徒の研究発表を聞いたり、フリートークを行ったりと英語での会話を楽しみました。
海外研修は新型コロナの影響で中止となってしまいましたが、現地とオンラインで繋がり、各班で進め
てきた研究内容を英語で伝える良い機会となりました。
■5月15日(月) SSH世界脳週間2023講演会 |
SSHの取り組みとして、名古屋市立大学大学院 服部光治 教授 を招いて、『神経回路網形成の
メカニズムと、その異常に起因する疾患』という講演テーマで約1時間お話ししていただきました。
脳がどのようにできているのか、遺伝子と性格の関係など専門的な知識を高校生にも分かるように
丁寧にお話ししていただき、最後には研究職の魅力をお話ししていただきました。
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