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■第3学年 課題研究コンクール等結果報告

国際科学科では第2学年に「SS理数探究T」という授業の中でグループによる課題研究に取り組んでいます。 第3学年では「SS理数探究U」という授業の中で、2年生での研究結果をプレゼンテーション、ポスター、論文(日本語と英語)にまとめます。 各グループはそれらの成果を外部の発表会で発表し、論文コンクールにも投稿します。
国際科学科1期生である今年度の3年生は発表会や論文コンクールで以下の表彰を受けました。



■1月30日(火)  第2学年「KGS講演会 益川敏英先生との懇談」

 1月30日(火)に本校の卒業生であり2008年にノーベル物理学賞を受賞した益川敏英先生との懇談会を実施しました。 国際科学科2年生で益川先生が機構長を務める名古屋大学素粒子宇宙起源研究機構を訪問し、 国際科学科生徒2グループの研究発表と益川先生との懇談を行いました。  益川先生への学生時代のことやノーベル賞を受賞した研究を行っていたときのこと、 今の若者に伝えたいことなど貴重なお話をしていただきました。


■12月18日(月)  第1学年「KGS講演会 宇宙に挑むJAXAの仕事」

 12月18日(月)にKGS講演会として、宇宙航空研究開発機構(JAXA)より薬師寺肇氏をお招きして講演会を行いました。 「宇宙に挑むJAXAの仕事」というタイトルで 簡単な講師紹介の後、JAXAの仕事について、「ロケット」、「宇宙環境を利用」、「人工衛星」、 「宇宙の謎に迫る」、「航空技術」の5テーマに分けて説明をしていただいた。ロケットについては、原理や種類、新ロケットの開発、 国際競争について詳しくお話しいただいたほか、打ち上げの映像動画を見ながら解説いただいた。 そのほか、国際宇宙ステーションでの実験内容、人工衛星の軌道や観測、太陽系の天体や航空技術への応用など様々な話があった。 講演途中に生徒へ問いかけをしたり、生徒からの質問にも受け答えしたりしながらお話しいただいた。


■12月15日(金)  第1学年「KGS講演会 サイエンスダイアログ」

 12月15日(金)にKGS講演会として、日本学術振興会サイエンス・ダイアログ・プログラムによる講演会を行いました。 中部大学よりチェコ出身のPetr Vodica博士を講師としてお招きし、 "Role of Atmospheric Aerosols in Nature and in Our Environment"というタイトルで英語による講演をしていただきました。 空気中の粒子について、事前にいただいていたプリントやスライド上の図、時に実験を交えて、わかりやすくお話しただいた。 生徒たちが思う粒子の範疇を超えた様々な粒子と地球の気候との関係を、 講義の最後には動画も用いて、説明していただいた。


■12月13日(水)  第2学年「KGS講演会 サイエンスダイアログ」

 12月13日(水)にKGS講演会として、日本学術振興会サイエンス・ダイアログ・プログラムによる講演会を行いました。 名城大学よりスリランカ出身のJanaka J. Galle Hetti Arachchige博士を講師としてお招きし、 "Radioactive Waste Management --- General Background"というタイトルで英語による講演をしていただきました。 母国であるスリランカの紹介に始まり、どのような経緯により研究者として日本に来ることになったのかというお話があった。 講義の主題である「放射性廃棄物」については、その処理について、現在の方法そしてこれから考えられる方法について示していただいた。


■10月16日(日)〜21日(金)  第2学年「アメリカ海外研修」

 10月21日(土)から27日(金)までアメリカ、ロサンゼルスにて以下の旅程で5泊7日の宿泊研修を行いました。

 1日目:移動
 2−3日目:ホームステイ
 4日目
  午前 カリフォルニア工科大学研究員の方による宇宙物理学の講義
  午後 現地校訪問1(Narbonne High School)
     (学校紹介、授業参観、レクリエーション等)
 5日目
  午前 現地校訪問2(Downtown Magnets High School)
     (学校紹介、研究発表、レクリエーション等)
  午後 カルフォルニアサイエンスセンター、グリフィス天文台
 6日目:NASAジェット推進研究所(JPL)、カリフォルニア工科大学
 7日目:移動

 昨年度より日程を1日延ばし、ホームステイの期間を2日間とりました。また、現地校訪問では、昨年度も訪問したMagnets High Schoolに加え、Narbonne High Schoolも訪れました。 これらのことにより、昨年度以上に現地の方とのコミュニケーションをとる時間が増えました。  カリフォルニアサイエンスセンターでは25回も実際に宇宙に行ったスペースシャトル「エンデバー」の実物を見ることができました。 NASA JPLでは、惑星探査機に関して英語で説明を受けながら、実験室や展示等を見学しました。 数年後に火星へ行く探査機が組み立てられているの様子を見ることができました。 カリフォルニア工科大学では、大学構内を日本人大学院生に案内していただき、 さらに日本から海外の大学へいくために必要な事などについても話していただきました。


■10月12日(木)、13日(金)  第1学年「グローバルサイエンスキャンプ1」

 10月12日(木)、13日(金)に愛知県豊田市稲武町にある名古屋市野外学習センターにて、1泊2日の宿泊研修を行いました。1日目は名古屋大学生命農学科の梶村 恒先生をお招きし、講義と名古屋大学付属稲武フィールド(演習林)におけるフィールドワークを行い、野生のシカ・ウサギの足跡やふん、樹木の皮を剥いだ跡、固定カメラによる動物の写真などさまざまなデータを得ることができました。2日目はそれらのデータをグループ毎にテーマを決めてまとめて、英語でのプレゼンテーションを行いました。  


■夏季休業中  第2学年「KGS連携 研究室体験」

 2年生でKGS研究体験として、以下の合計11の講座を開講しました。
1年生では幅広く学び、2年生では専門性を深めていくことが国際科学科外部連携のねらいとなっています。 生徒は自分の希望する講座を選択し、そこで実際に研究がどのように行われているのか、2〜5名程度の少人数で複数日に渡って体験しました。


■8月18日(金)  第1学年「KGS連携 核融合科学研究所」

 夏季休業中のKGS連携の第3弾として、8/18(金)に岐阜県土岐市にある自然科学研究機構 核融合科学研究所へ行ってきました。
 核融合とは太陽で起きている反応で、夢のエネルギー源として全世界で研究されています。 午前中は核融合に関する講義を受けました。核融合の原理と、反応を起こすために必要な装置や今後の課題について高校一年生にもわかり易く説明していただきました。 午後は大型ヘリカル装置自体は稼働中のため見学で来ませんでしたが、その周辺やコントロールルームの見学のあと、核融合に関わる実験を3つのグループに分かれて体験しました。


■8月16日(水)  第1学年「KGS連携 瑞浪市化石博物館」

 夏季休業中のKGS連携として、8/16(水)に岐阜県瑞浪市にある瑞浪市化石博物館へ行ってきました。 瑞浪市では1700万年程前の地層があり、そこからたくさんの化石が発見されています。  今年はあいにくの雨だったので、化石発掘地での化石採集はできませんでしたが、博物館見学の後に博物館近くの地層観察を行ったほか、事前に用意されていた今年の春にクジラの化石が発見された地層の岩石から化石採集を行い,採集できた化石の分析作業を行いました


■8月9日(水)10日(木)  第3学年「SSH生徒研究発表会」

 8月9日(水)、10日(木)に、神戸国際展示場で開かれたSSH生徒研究発表会(SSH全国大会)において、国際科学科3年生のユリグループが課題研究の成果についてポスター発表を行いました。
全国から集まった302のポスター発表の中から6校の代表校に選ばれ、全体会で口頭発表を行いました。
その結果、審査委員長賞を受賞することができました。
なお、詳しい結果については、文部科学省のホームページにおける報道発表の項目から見ることができます。


■7月27日(木)  第3学年「課題研究交流会」

 7月27日(木)に国際科学科3年生の5グループと科学部2グループが名古屋大学で行われた「課題研究交流会」で研究発表をしました。


■7月26日(水)  第1学年「KGS連携 株式会社UACJ・東亞合成株式会社」

 向陽高校国際科学科ではKGS(Koyo Global Science)連携として,外部機関と連携し施設訪問・研究室体験・出前講座等の取り組みを進めていきます。
第一学年では主に施設訪問を中心としたプログラムを夏季休業中に行いました。 第一弾として,7/26(水)に名古屋市港区にある2つの企業の見学を行いました。午前中に株式会社UACJの名古屋製造所、午後に東亞合成株式会社のR&D総合センター・名古屋工場を訪問しました。
 株式会社UACJは主にアルミニウムの製造を行っている企業です。アルミニウムはデジタル機器、自動車等様々なところで使われています。 会社の概要やアルミニウムについての講義を受けたあと、工場や特殊な装置を見学しました。
 東亞合成株式会社は様々な化学製品を製造している企業で、有名な接着剤「アロンアルファ」も製造しています。 会社の概要を説明していただいた後、R&D総合センターでグループごとに分かれ、研究室で実験を体験し、最後に工場を見学しました。


■7月15日(土)  第3学年「SSH東海フェスタ」

 7月15日(土)に国際科学科3年生の7グループと科学部2グループが名城大学で行われた「SSH東海フェスタ」で研究発表をしました。
パネルセッション特別賞を受賞しました。


■7月13日(木)  第2学年「KGS連携 ヤマザキマザック株式会社・アクアトトぎふ」

 7月13日(木)に国際科学科2年生は岐阜県にあるヤマザキマザック美濃加茂製作所とアクアトトぎふに行ってきました。
 ヤマザキマザックは世界大手の工作機械メーカーです。工作機械とは機械を作る機械(マザーマシン)と呼ばれ、様々な企業で様々な製品を作るのに使われています。美濃加茂製作所では工作機械を作っている 工場に加え、実際にマザックの工作機械を使って作れらているジェットエンジンや自転車、ロボットなどとそれらの部品を作るために工作機会が金属を切り出したりしている様子を見学しました。
 アクアトトぎふは世界最大級の淡水魚専門水族館です。学芸員さんによる岐阜の淡水魚や水質に関わる環境問題に関する講義を受けた後に館内見学をしました。


■6月28日(水)  「SSH成果報告会」

6月28日(水)に本校にて、SSH成果報告会を行いました。
本校SSH運営指導委員の方々をはじめ、多くの保護者の方や他校の先生方に参加していただきました。
1年生はSS理数基礎、2年生はSS科学英語の公開授業、3年生はSS理数探究(課題研究)の研究発表を行いました。


■6月14日(木)  第1学年「名古屋市科学館研修」

 6月14日(木)に「名古屋市科学館研修」が行われました。
  本研修では1日かけて5人の学芸員の方々に以下の内容について、実験や展示を用いながらお話をしていただきました。
  「ブーメランはなぜ戻ってくる?」
  「生き物の生き様を追う」
  「水素のおはなし」
  「若手が伝える科学と化学の魅力」
  「人工衛星60年」
内容は、国際科学科の生徒がこれから科学を学んでいくスタート地点として、科学の幅広さを感じることができるよう考えていただきました。 「人工衛星60年」ではプラネタリウムを使って話をしていただきました。 個人的に科学館を訪れただけでは知ることができない話や、将来科学技術者を目指す国際科学科の生徒へ向けた発展的な話もしていただきました。


■5月25日(木)  第2学年「東國大學校師範大学附属女子高等学校の生徒との交流」

 5月25日(木)に韓国の東國大學校師範大学附属女子高等学校の生徒24名が向陽高校を訪れました。
国際科学科の2年生と2時間ほど一緒に過ごし、お互いの学校紹介や課題研究の発表を英語で行いました。


■4月  国際科学科3年目スタート

第3期生(男子23人、女子17人)が入学し、ついに1年生から3年生までの3学年が揃いました。
今年度からは理数専任外国人講師が1名増員され2名体制になりました。
校外での活動はまだ行われていませんが、国際科学科の特色ある授業はもう始まっています。
1年生は「SS理数基礎」にて理科4分野と数学の講座、2年生では「SS理数探究T」でグループ研究、3年生では「SS理数探究U」で2年次に行った研究に関する論文作成を行っています。 また、各学年で「SS科学英語」の授業も始まっています。

  写真1段目は1年生の集合写真と2年生の「SS科学英語」
  写真2段目1年生の「SS理数基礎」
  写真3段目2年生の「SS理数探究T」
の様子です。