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国際科学科に関するニュースを載せていきます!!


■2月27日(木)  KGS講演会 量子力学講座

 令和2年2月27日(木)に本校化学講義室にて、国際科学科2年生を対象に「量子の世界にようこそ」というテーマで講座を実施しました。講師は前年に引続き、理化学研究所創発物性科学研究センター量子多体ダイナミクス研究ユニットのユニットリーダーである福原武氏です。
 高校生には難解な量子力学の概念を、具体的な例を交えながら分かり易く説明してもらいました。また、自身の研究生活の経験も講義の中でお話を頂き、生徒は量子力学の知見を深めるとともに研究者の世界を身近に感じることができました。


■12月27日(金)  科学三昧inあいち2019

 12月27日(金)に岡崎コンファレンスセンターにて科学三昧inあいち2019が開催されました。本校からは国際科学科2年生の12グループと科学部8グループが発表を行いました。発表に向けて準備や練習、リハーサルを行い、その成果を発揮することができました。他校生徒との研究交流をすることができる貴重な機会となりました。




■10月13日(日)〜18日(金)  第2学年「アメリカ海外研修」

 台風の影響で1日遅れの出発となりました。ホームステイが1日短くなりましたが、英語しか使えない環境の中で生徒達は各家庭で楽しい時間を過ごしました。
 NASA JPLでは、惑星探査機に関して英語で説明を受けながら、実験室や展示等を見学しました。
 カリフォルニア工科大学では、グループに分かれて4人の日本人大学院生に大学構内の案内をしていただきました。また、ご自身の現在に至るまでの経緯や日本から海外の大学へ入学するために必要な事などについても話していただきました。
 今年もMagnets高校で研究発表による科学の交流を行いました。最初のアイスブレイクで打ち解けると、午後からは英語での発表もうまく行うことができました。現地の高校生との研究内容の質疑応答も英語で活発に行われました。
 最終日には自然史博物館・カリフォルニアサイエンスセンター・グリフィス天文台を訪問しました。
 どの施設も興味深く、生徒たちは英語での説明を読みながらしっかりと見学・観察することができました。

■10月25日(木)、26日(金)  第1学年「グローバルサイエンスキャンプT」

 10月25日(木)、26日(金)に愛知県豊田市稲武町にある名古屋市野外学習センターにて、1泊2日の宿泊研修を行いました。
 名古屋大学大学院 生命農学研究科 森林保護学研究分野 梶村 恒(かじむら ひさし)准教授にお越しいただき、講義を受けた後、  名古屋大学大学院生命農学研究科附属フィールド科学教育研究センターの演習林において、多様な生物と環境からなる生態系について、観察活動や体験学習を行いました。
 自然科学の教養を深めるだけでなく、英語でのプレゼンテーションも行い、グローバルに活躍できる人材に向けて実りある2日間となりました。  


■8月29日(木),30日(金)  KGS連携 研究室体験 「雪の結晶の作成実験」

  8月29日(木)、30日(水)に名古屋市立大学総合生命理学部でKGS連携 研究室体験「雪の結晶の作成実験」を実施し、国際科学科2年生4名が受講しました。
  雪の結晶はその要因は湿度と温度で様々な形で成長します。雪の結晶製造装置を自作し、温度・湿度をコントロールして結晶の形との関係を実験的に導き出す研修を行いました。
 生徒それぞれ仮説を立て、その仮説の検証のため実験装置の形状を考えて雪の結晶をつくり、できた結晶の形状を観察しました。さらに装置内の温度分布を測定し結晶生成過程の条件を調べました。生徒それぞれ様々な工夫をして実験を行い、期待通りの結果となった場合もそうでない場合もそれぞれに考察を重ねました。
 2日目には各自が、実験結果と考察したことを発表しあい、互いに成果を共有しました。


■8月22日(木)23日(金)  第2学年KGS連携 研究室体験 「グラフの様々な性質」

 8月22日(木)、23日(金)の二日間、名城大学で、「グラフの様々な性質」学びました。
 23日(木)は、グラフに関する基本的な概念や言葉について学びました。数え上げや一筆書きなどの基礎的な問題を通じて、様々なグラフを実際に描きながら、理解を深めました。
 24日(金)は、グラフの彩色など、理論的な考え方を必要とする問題に取り組みました。自ら数学的な問題を見出し、それを研究していくためのアドバイスも頂けたため、大変有意義な2日間でした。  

■8月20日(火),21日(水)  KGS連携 研究室体験
「可視吸光光度法による金属イオンの同時定量およびイオン選択電極法による塩分定量」

 8月20日(火)、21日(水)に名古屋工業大学でKGS連携 研究室体験「可視吸光光度法による金属イオンの同時定量およびイオン選択電極法による塩分定量」を実施し、国際科学科2年生3名が受講しました。
 有色呈色試薬である1-(2-チアゾリルアゾ)-2-ナフトール(TAN)を用いて可視吸光光法における多成分系の分析方法について学び、溶液中のニッケルイオン、鉄(U)イオンの同時定量を行いました。
 また、イオン選択電極を自作し、塩化物イオンの標準溶液で検量線を作成した。それを用いて市販のポン酢、醤油の塩分濃度を測定しました。その結果、添付されている成分表から計算される塩分濃度とほぼ一致しました。


■8月6日(火)  核融合科学研究所訪問

 8月6日(火)に岐阜県にある核融合科学研究所を見学し、実験体験を通じ、研究とはどういうものなのかを学ばせていただきました。
 まず、研究所内を見学させていただき、その一つ一つの設備の大きさに圧倒されました。その後、3つのグループに分かれ、実験体験をさせていただきました。最後にそれぞれのグループが学んだことを発表しあい、経験の共有を図りました。
 核融合の研究とは、現在のエネルギー問題、環境問題を同時に解決する可能性のある最先端の研究です。その核融合の研究をされている研究員の方たちから様々なアドバイスと聞くことができ、大変貴重な経験となりました。


■8月2日(水);瑞浪市化石博物館

8月2日に瑞浪市化石博物館を訪問しました。
 午前中は学芸員の安藤佑介さんに展示の解説をしていただき、瑞浪層群から見つかった化石について学習しました。その後、博物館からバスで移動し、土岐川河川敷の野外学習地にて化石の発掘を行いました。野外学習地では班に分かれ、ただ化石を見つけるのではなく、瑞浪層群明世層のどの地層から化石が見つかったのかをしっかり記録しながら、また、様々な種類の化石を見つけることを意識して発掘を行い、たくさんの貝や植物の化石が見つかりました。 午後は博物館の研修室で午前中に見つけた化石のクリーニング作業と種の同定作業を行いました。その後、地層の下位から上位にかけてどのような化石が見つかったのかをまとめ、地層が堆積した当時の水深や気候など古環境の変遷について考察しました。


■8月7日(水)8日(木)  第3学年「SSH生徒研究発表会」

 8月7日(水)8日(木)に、神戸国際展示場で開かれたSSH生徒研究発表会(SSH全国大会)において、国際科学科3年生のユリグループが課題研究の成果についてポスター発表を行いました。 全国から集まった218のポスター発表の中から、ポスター発表賞を受賞しました。
 なお、詳しい結果については、文部科学省のホームページにおける報道発表の項目から 見ることができます。

■8月5日(月)、6日(火)  第2学年「KGS連携 研究室体験」

 8月5日と6日に名古屋大学環境学研究科の研究室体験を行いました。
 5日は地質・地球生物学講座の竹内誠先生の研究室で、参加した生徒が各自で採集してきた深成岩の薄片標本を作成しました。スライドガラスに接着できる大きさに切断した岩石の片面を丁寧に磨いていきます。磨いた面をスライドガラスに接着後、反対側を0.03mm程の厚さになるまで薄く削り、磨いていきます。厚さをそろえることに苦戦していましたが、全員薄片が完成し、偏光顕微鏡で観察することができました。偏光顕微鏡で各岩石に含まれる鉱物の種類を特定し、鉱物組成の割合を求めます。求めた割合から化学組成を推定する作業は宿題として持ち帰りました。
 6日は地球化学講座の山本鋼志先生の研究室で、前日に薄片を作成した際に残った岩石を粉砕してガラスビーズを作成しました。はじめはハンマーで砕き、ジョークラッシャーなど研究室の設備をお借りして岩石を粉砕します。粉砕した試料を高温で溶かしてガラスビーズを作成し、蛍光X線分析計を用いて主成分元素の分析を行いました。この結果と前日の宿題だった鉱物組成割合から推定した化学組成を比較し検討します。石英と斜長石の判別が難しかったようですが、概ね近い値が求められていたようです。その後、各自で採集してきた岩石について考察を深め研究室体験を終了しました。

■8月2日(木)  第1学年「KGS連携 株式会社UACJ・東亞合成株式会社」

向陽高校国際科学科ではKGS(Koyo Global Science) 連携として、施設訪問・研究室体験・出前講座等の取り組みを進めています。 第1学年は主に施設訪問を中心としたプログラムを夏季休業中に行い、第1弾として7月30日に名古屋市港区にある2つの企業を見学しました。午前中に株式会社UACJの名古屋製造所、午後に東亞合成株式会社のR&D総合センター・名古屋工場を訪問しました。  株式会社UACJは主にアルミニウムの製造を行っており、会社の概要やアルミニウムの講義を受けたあと、技術開発研究所で特殊な装置を見学しました。東亞合成株式会社は「アロンアルファ」など様々な化学製品を製造しており、会社の概要をお話しいただいた後、R&D総合センターでグループに分かれ、研究室で実験を体験し、工場を見学しました。  


■6月26日(水)  「SSH成果報告会」

 6月26日(水)に本校にて、SSH成果報告会を行いました。
 本校SSH運営指導委員の方々をはじめ、多くの保護者の方や他校の先生方に参加していただきました。

 国際科学科1年生の「SS理数基礎」で実施している研究の基礎を学ぶ授業を公開しました。
 国際科学科2年生の「SS科学英語」で実施している“英語を用いて科学を学ぶ”授業を公開しました。
 国際科学科3年生の「SS理数探究U」では、課題研究の研究発表を行いました。2年生から行ってきた研究結果を、スライドとポスターで発表し、運営指導委員の先生からご高評をいただきました。

 普通科1年生は「SSグローバル教養T」から、数学・音楽・体育・国語の4分野の授業公開も行いました。 普通科に関しての記事はまとめて、こちらの SSHページ に掲載しています。


■6月7日(金)  第1学年「名古屋市科学館研修」

  6月7日(金)に「名古屋市科学館研修」が行われました。
  本研修では1日かけて5人の学芸員の方々に以下の内容について、パワーポイントを用いてお話をしていただきました。

「メンデレーエフの元素周期表」
「『自分の体』を使って体験」 
「ヨルダンで遺跡発掘!」
「南極に行こう」 
「プラネタリウムと天文学」 

 内容は、生徒がこれから科学を学んでいくスタート地点として、科学の幅広さを感じ、興味・関心をもつことができるよう考えていただきました。
 「プラネタリウムと天文学」では、最近話題のブラックホールの撮影などをプラネタリウムでの映像を交え、お話をしていただきました。
  それぞれの学芸員の方の専門分野を中心に話を聞く機会を持つことで、個人的に科学館を訪れただけでは知ることができない話や、将来科学技術者を目指す国際科学科の生徒へ向けた発展的な話を聞くことができ、大変貴重な体験でした。


■6月5日(水)  第2学年「東國大學校師範大学附属女子高等学校の生徒との交流」

 6月5日(水)に韓国の東國大学師範大附属女子高校の生徒28名(科学コース18名・人文コース10名)が向陽高校を訪問しました。
 今年度は国際科学科の生徒だけでなく有志の普通科生徒も11名参加し、お互いの国の言語や英語でコミュニケーションを取ることができました。
 両校の代表者挨拶・部活動による演奏が行われた後、お互いの文化や学校の紹介が英語で行われました。
 その後、国際科学科の生徒は科学コースの生徒と研究発表を行い、普通科の生徒は人文コースの生徒と日本文化の体験をしました。
 校内での交流の後、グループで名古屋市内の散策に出かけました。限られた時間の中で生徒たちは貴重な体験をすることができました。


■4月  国際科学科5年目スタート

 3月に国際科学科2期生が卒業しました。そしてこの4月には新たに第5期生40人が入学しました。
 SSH第2期がスタートして5年目を迎え、5年目は集大成の年と言われます。様々な場面での生徒の活躍と成果を普及・報告する1年となります。

 本校生徒の活躍と実績を他校に普及できるよう、また、さらなる発展を目指して活動を続けてまいります。


■3月  韓国研修(2018年度末のNEWS)

 本校201の生徒6名が3月27日(水)〜29(日) の3日間、韓国で東國大学師範大附属女子高校の生徒達と研究発表や文化交流を行いました。
 27日は朝7時半にセントレアへ集合し、韓国へ移動。28日にはソウル市内の現地校の生徒と交流し、手厚いもてなしを受けました。最終日の29日は10時半の便で日本に帰国というハードなスケジュールでしたが、生徒たちは充実した3日間を過ごすことができました。


3月28日(木)の研修
 7:50  ホテルから学校へ約1時間かけて地下鉄で訪問校へ向かいました。
 9:00  校門前で現地生徒・教員に手厚く歓迎されました。
 9:20  東國学校長と向陽高校からそれぞれ挨拶をした後、歓迎セレモニーが始まりました。
       韓国生徒による楽器の演奏とダンスパフォーマンスは見事でした。
 10:00 科学室に移動後、お互いに学校紹介と文化紹介及び研究発表を行いました。
 11:30 学校の食堂で早めの昼食。席を立つだけでアイドル並みに囲まれるので、お代わりも自重したとか。
       なかなかの人気ぶりでした。
 12:30 引き続き研究発表が行われました。質疑応答も英語で行うなど、しっかりと交流できました。
 13:40 プレゼント交換を済ませた後、みんなで記念撮影。
 14:20 景福宮へ地下鉄で移動。韓国生徒の案内で3時間余り市内をグループで散策。
       貴重な時間を過ごしました。
 17:30 韓国生徒とお別れ。連絡先を交換している生徒もいたようです。