事前研修
第4回 7月5日(土) 工業高校にて
2014年7月5日(土曜日)に,工業高校において,名古屋市立高校生海外派遣 第4回事前研修が実施されました。
はじめに,マレーシアのイリ先生を講師にお招きし,語学(英語)および現地事情に関する研修をしていただきました。
団員達は,イリ先生にはじめて教わったマレー語で挨拶をしてから,語学(英語)研修が始まりました。イリ先生にお会いするのは,本日がはじめての団員たちは,一人ずつ名前,学校名,趣味などを英語で自己紹介していきました。
その後,日本人にとって発音がしにくい単語などを,具体例をもとに教えていただきました。発音をするのが難しい単語も,口の動きなどを踏まえて説明を受けることにより,分かりやすく教えていただきました。団員たちも,少しでも語学力を上達しようと,その単語を耳で聞いて,何度も発声していました。
その後,「食事ができるところ」を尋ねる人,そして,答える人というように,いろいろなシーンを想像して,シミュレーションしました。
また,日常会話でよく利用される表現について,資料をもとに学習しました。
語学(英語)研修の後,マレーシアの現地事情の研修に入りました。
「マレーシアの場所・民族・宗教について」「マレーシアでの名前について」「マレーシアでの家への入り方」「マレーシアの朝・夜の習慣」「マレーシアの学校」「マレーシアの緊急番号」などについて学習しました。
その後,「マレーシアの握手の仕方」「お祈り」「ラマダン」「テーブルマナー」など,いろいろと注意しなければならない点について教えていただきました。
最後に,団員達はイリ先生にマレー語で挨拶をしてから,語学(英語)および現地事情に関する研修が終了しました。イリ先生から現地の写真や映像を交えて講義をいただき,非常に分かりやすく,マレーシアのイメージが膨らむ研修となりました。
続いて,団員がそれぞれ担当している調査研究テーマについての発表がありました。
本日は,「マレーシアの宗教・道徳・モラルについて(工業)」「マレーシアの生活様式について(若宮)」「マレーシアの通貨と交換レートについて(若宮)」の発表です。
身ぶり手ぶりを交えながら,また,例え話を踏まえて発表するなど,工夫して,分かりやすく団員達に内容を伝えることができました。
また,スケッチブックにイラストを取り入れて説明があり,マレーシアでの服装などを分かりやすく学習することができました。途中,イリ先生が実際に身に付けている衣服を用いて補足説明がなされ,さらに理解を深めることができました。
最後は,マレーシアの通貨の単位や種類(お札や硬貨)について,また,手数料が少なくRMに交換できる場所などについての発表がありました。また,免税についての説明もあり,海外での買い物について学習することができました。途中,イリ先生が実際に使用されているお金を用いて補足説明がなされ,さらに理解を深めることができました。
また,マレーシアにおいて食品関係の工場を訪問することから,国内においても株式会社 愛知ヤクルト工場様を訪問させていただき,国内外の食品工場の違いを学習させていただく予定になっています。そこで,訪問をさせていただく,株式会社 愛知ヤクルト工場様についての調査研究発表(若宮)をしました。
ヤクルトの誕生について,スローガンは昔と今では変化しており,時代と共に社会のニーズに合ったスローガンになっていること,創業者の方がシロタ株を発見したということなどについて発表がありました。今後,実際に工場見学などをさせていただき,国内外の企業の違いについて理解を深め,国際的な視野を広げていきます。