事後研修
第7回 9月13日(土) 工業高校にて
2014年9月13日(土曜日)は,最後の研修となります。
はじめに,第5回の事後研修のつづきで,報告書を作成しました。
その後,工業高校の応接室において,平成26年度 名古屋市立商業・工業・総合学科 高校生海外派遣生徒研修の修了式を行いました。
はじめに,名古屋市教育委員会の久木田先生から,「将来,どんな英語を学びたいのか目標を立ててください。英字新聞が読めるようになりたい,英語でメールが打てるようになりたい,リスニングができるようになりたい,実際に現地で働きたいなど,いろいろ目標が違うと思います。その目標を持った方が,勉強しやすいと思います。みなさんは一歩を踏み出しました。NACOSに応募するときも一歩を踏み出しました。絶対できる。がんばってください。」とお言葉をいただきました。
つづいて,商業・工業・総合学科派遣団長の工業高等学校の坂井校長先生から,「現地では日本の昔の下町を想わせるようなところや近代的に発展しているところまで,両極端に見ることができました。マレーシアは凄い勢いで発達していると思います。最新の技術を取り入れて急速に発展しています。本当に日本を追い抜く勢いで頑張っています。そういう勢いの中で,東南アジアの諸国と日本がどう関係していくのか。みなさんの世代が鍵だと思います。それにはやはり,コミュニケーション能力が大切です。自分たちで考えて,まとめて,発表していく力を付けていってください。この海外派遣でもたくさん体験してきたことだと思います。思ったこと,感じたこと,体験したことをまとめる能力も必要だと思います。そして,これからのグローバル化していく中で,自分の気持ちを相手に伝える。臆してしまうことを我々は捨てていかなければならないと思います。いま,日本の技術力がすごいと言われていますが,どんどん世界は追従してきています。だから,英語力が必要だと思います。このNACOSにおいて,異文化を学んだと同時に日本の良い点・悪い点も見えてきたと思います。是非,これからの自分自身の10年が本当に輝けるように,そういうNACOSであったと言えるように,是非,頑張って欲しいと思います。もっともっと自分に力を付けて,夢を実現するために,是非,いろいろなことを勉強して欲しいと思います。」とお言葉をいただきました。
つづいて,商業・工業・総合学科派遣団長の工業高等学校の坂井校長先生から団員に修了証書が授与されました。
つづいて,団員から,次のようなひとことが発表されました。
「最初はすごい不安があったが,みんなが仲良くしてくれ,現地のホストファミリーの方たちも,すごい温かく迎えてくださった。人間って言葉が通じなくても,やっていけると思った。みんなが居てくれたから,とても楽しい研修ができた。」
「事前研修を含めて,約3ヶ月半っていう短い間だったが,とても学ぶことが多かった研修だった。不安だったことも,みんなと仲良く研修してきたから乗り越えられて良かった。」
「英語が苦手であることが一番心配だった。しかし,現地ではみんなが協力してくれたので良かった。ホームステイでも,仲良くすることの大切さなどを学べた。社会に出てからこの経験を活かしていきたい。」
「マレーシアに行く前に,何か変われたらいいなと思っていた。帰国報告会のときの代表あいさつでは,いつもだったら『できない。』と思っていたと思う。しかし,みんながいるからやってみようと思えた。この10人でマレーシアに行くことができて本当に良かった。」
「研修を通して,異国の文化を学んだだけでなくて,自分の成長にも本当に繋がった。コミュニケーション能力や協調性の向上,マナーなどの人間性,分からないことがあっても黙っていないで,何かを発することの大切さ,固定観念にとらわれないで物事をあらゆる方向から見ることの大切さなどを学ぶことがでた。本当にこのような機会を与えてくださって,ここまで支援してくださった方,先生方,この9人みんなとマレーシアに行くことができて,本当に良かったと思う。」
「みんなが優しく,みんなの心の広さに私はいつも救われていた。現地へ行って,現地の方たちと会話することで,英語に対する苦手意識が本当に全然なくなった。これからもっと英語をたくさん勉強して,次に海外にいくときには,もっとコミュニケーションを取りたいと思う。進路も見えてきて,本当にNACOSに参加して良かった。本当に楽しかった。」
「高校入学前からNACOSの存在は知っていた。目立つことがあまり好きではなく,今回も周りの人に背中を押されて応募した感じだった。事前研修が始まってからも,学校の勉強とNACOS研修の両立がうまくできなくてやめたいと思ったこともあった。また,みんなとも最初は全然しゃべれなくて,2週間も海外に行くなんて無理と思っていた。しかし,現地へ行くと毎日とても新鮮で,いろいろな経験ができて本当に楽しかった。これから自分の目標を達成するために,この経験を活かして,関わってくれたすべての人に感謝して,恩返しをしていきたい。」
「現地へ行って,実際に日本と海外の違いを自分の肌で触れることができた。NACOSでもっと海外に興味が湧いた。これからの進路も,海外を目指して行きたいと思うようになった。ホームステイ先や現地の方と話して分かったことは,大切なのは言葉ではなくて,人のことを思う気持ちだということ。その気持ちを持って接すれば,言葉の壁があったとしても,心から仲良くなれることが分かった。9人の大事な仲間に出会えて,本当に良かった。」
「NACOSに参加して,自分の将来の夢は明確に目標として見えてきた。目標に向かって何が足りないのか,何をしたら良いのかNACOSに参加して分かるようになった。将来は,大学へ行って,希望の会社に入って,世界で働きたいと思う。」
「NACOSに参加するまでは,海外に恐怖心があった。現地に行ったら凄くみんなが支えてくれて,すごくいいメンバーと海外にいけたと思った。社会へ出ても,この経験を忘れず,頑張りたいと思う。」
このNACOSでの経験を大切にして
これからも頑張ってください!