
学校長挨拶
本校は、1936年に名古屋市機械専修学校として開校して以来、名古屋の地で産業人材の育成に取り組んでまいりました。全日制課程には機械科、電子機械科、自動車科、電気科、情報技術科、環境技術科の6学科、定時制課程には工業技術科を設置し、多くの市民の皆様から「名市工」の愛称で親しまれています。「独創・進取」を校訓に、名古屋市はもとより日本の産業界の発展に貢献してきた伝統を、次代へとつないでまいります。
近年、社会はDXや環境問題、産業構造の変化など、大きな転換期を迎えています。本校はDXハイスクール認定校として2期目を迎え、デジタル技術を基盤とした教育の充実を図るとともに、生徒一人ひとりの個性や可能性を大切にし、自ら考え行動し、将来の進路を主体的に切り拓く力の育成に力を入れています。その特色の一つが「デュアルシステム」コースです。民間企業と連携し、年間を通して週1日企業で実習を行うことで、実践的な最新技術や実際の仕事の現場を体験し、学びを社会と結び付けることができます。選択科目「航空宇宙」では、愛知県を代表する航空宇宙産業の専門講師による講義を通して、最先端の技術や産業の魅力を深く学んでいます。また、企業・大学・公官庁と連携した「共創プロジェクトチーム」を立ち上げ、産官学が一体となった学びを推進しています。現実社会の課題に向き合い、多様な立場の人々と協働する経験は、生徒が将来、社会で活躍するための大きな力となります。
「名市工」は、ものづくりへの情熱と、社会に貢献したいという志を大切にする学校です。これからも地域とともに歩みながら、未来を支える技術者・職業人の育成に全力で取り組んでまいります。
名古屋市立工業高等学校
校長 五 藤 祐 司
