通級「つばさ」って…


  言語障害のある子どもの教育の場
 言語に障害のある子どもの教育は、言語障害特殊学級と通級による指導(言語障害)において行われている。それぞれが対象とする子どもの障害の程度は、「障害のある児童生徒の就学について(通知)平成14年5月27日文部科学省初等中等教育局長通知 14文科初第291号」の中に、次の様に示されている。
 通級による指導(言語障害)の対象となる者
  ○ 口蓋裂,構音器官のまひなど器質的または機能的な構音障害のある児童
  ○ 吃音など話し言葉におけるリズムに障害のある児童
  ○ 話す,聞くなど言語機能の基礎的事項に発達の遅れがある児童
  ○ その他これに準ずる児童で,これらの障害が主として他の障害に起因するものでない児童
 指導形態及び指導時間
 通常の学級に在籍しながら通級指導教室へ通級し,個別指導や小集団指導を行う。基本的に,1回の通級で2単位時間の指導を行う。実態に応じて指導形態や指導時間を設定する。
 指導方針
  ○ 明るい雰囲気をつくり,楽しい気持ちで指導が受けられるようにして,児童の話す意欲を高める。
  ○ 医学的・心理学的・教育的診断のもとに,障害に応じた適切な指導を行う。
  ○ 言語障害児育に対する啓発活動を進めるとともに,指導効果を高めるために在籍学級や家庭や
   関係機関との連携を密にする。

入室の流れ