「娘を受け入れてくれたのは市立幼稚園でした!」報徳幼稚園修了児の母
病気がある娘は、5歳児になって、「幼稚園に通って、いろいろな子から刺激をもらうといいよ」と幼稚園に通うことをお医者さんたちに勧められました。とてもうれしくて、すぐに幼稚園探しをしたのですが、娘を受け入れる園は見つかりませんでした。病気や障害があると幼稚園に通うこともできないのかとあきらめかけたとき、名古屋市立幼稚園が手を差しのべてくれました。
1年間、私も一緒に幼稚園に通いました。娘と私を受け入れてくれた子どもたちに感謝しています。娘は、周りのお友達を見て、走ったり、楽器を鳴らしたり、声を出したり、自分でご飯を食べたり・・・たくさんのことができるようになりました。友達と一緒に食べると楽しいことを学びました。友達と一緒に遊ぶことの楽しさを知りました。今、二十歳を過ぎ、社会の一員として、周りの人たちに助けられながら元気に生活しています。
一人一人の子どもを大事にしつ、子どもたちがお互いに個性を認め合う市立幼稚園に通えた1年は、娘の原点です。