校名について

校名の由来

 平成五年四月に開校した本校の校名は、中学校建設準備委員会で協議し、校名案を地域の方々を中心に募集することになり、同三年十二月公募した。その結果「大清水」「八ッ松」等字名に因んだ案、学校近くを通る「鎌倉街道」に因んだ案と、下に「台」を付した案が多数を占めた。委員会は審議を重ね、鎌倉街道の「鎌倉」と学校が丘陵地にあること等から、これに「台」を付して「鎌倉台中学校」と決定した。
 鎌倉街道とは、源頼朝が鎌倉に居を構え、全国に守護・地頭を置き、街道を整備をした文治元年(一一八五)頃から開かれた「鎌倉往還」のことで、この辺りは京都と東国を結ぶ「京・鎌倉往還」とよばれた古い東海道である。多くの要人・文人が往来したが、江戸期に入る頃から道筋が移って、街道としての利用が減ったり、消滅したりしたところもできた。この往還を「鎌倉海道・鎌倉街道」とよんだり、道筋や沿道の遺跡調査を行ったりするようになったのは江戸期以降である。(後略