7月28日 (月)

いよいよ海外研修の出発です。教育委員会、学校関係、保護者、多くの方が見送りに来て頂きありがとうございます。これから12日間充実した研修になるよう頑張りたいと思います。期待と不安をもってセントレアから出発します。

タイに無事到着しました。みんな元気です。天候もよく、明日からの研修が楽しみです。

7月29日 (火)

午前は、リンナイタイランドの工場見学をしました。
工場でタイの従業員が一生懸命働いている姿を見て感心しました。日本の企業が外国で生産するメリットや苦労を聞き、とても勉強になりました。

午後からは、シーアユタヤ高校を訪問しました。
とても温かい歓迎を受けました。タイのダンスやタイ料理などを一緒に行い、また、夕方よりホテルにシーアユタヤ高校の生徒を招待し、歓迎のパーティーをしました。
シーアユタヤ高校の生徒たちとお互いのコミュニケーションが深まりました

7月30日 (水)

今日は水上マーケットと市内の視察をしました。
午前中はバンコクから約80キロ離れた水上マーケットに行きました。運河が多く点在しており、そこで活気のあるれる風景が広がり、タイの文化や人々の活気を肌で感じることができました。そこで果物の王様ドリアンを食べ、日本ではできないような体験ができました。

午後からは王宮、エメラルド寺院、暁の寺、そして涅槃寺を見ました。仏教でも日本の寺院とはかなり違うものを感じました。また、タイ国民の国王に対する敬意の心の深さに改めて驚きを感じました。夕方には昨日のタイの高校の生徒2名が私たちNACOSに会いに来てくれました。
短い時間でしたが、交流をさらに深めることができました。

7月31日 (木)

バンコクを後にして、マレーシア クアラルンプールへ飛行機にて移動しました。
みんな元気で異国の文化を感じています。
バンコクとクアラルンプールの都市との違いを到着早々感じていました。

8月1日 (金)

午前はJETROを見学しました。
日本の企業とマレーシアをつなぐ仕事を知り、改めて国際社会での互いの関係を理解することができました。また、仕事をするためにはマレーシアの国民性や宗教などを理解することが大切であることを知りました。
日本企業がマレーシアに海外進出のためのコーディネートだけでなく、マレーシアの製品を日本に紹介したり、日本の農作物の輸出などJETROの多岐にわたる仕事内容を理解することができました。

午後はデンソーマレーシアを見学しました。
日本の中部圏は自動車産業が盛んですが、その自動車産業が東南アジア圏でどのように生産活動をしているのか知ることができ、品質や生産効率などについても学ぶことがありました。
特に従業員のモチベーションの向上や、品質向上のための教育プログラムなど感心することが多くありました。

8月2日 (土)

午前中はホームステイ先のティムローまで移動し正午頃に到着しました。
入村式を行い、村のホームステイ先の家族との挨拶をしました。昼食ではカレーを手で食べました。手でカレーを食べることは初体験でした。食べる手は右手のみで食べる前に水で洗ってからでした。

その後、各ホームステイ先の家族のところへ別れました。

8月3日 (日)

ホームステイ2日目。
午前中はティムローのサンデーマーケットを見学しました。地元の野菜や果物、雑貨など様々なものがところ狭しと売られていました。日本で見たことない野菜や魚もたくさんありました。
人々の活気あるマーケットでした。買い物もしてマーケットの雰囲気を感じることができました。

午後からはゾウの保護区を見学しました。
そこでは像の背中にみんな初めて乗りました。初めは少し不安でしたが楽しい経験ができました。

8月4日 (月)

ホームステイ3日目。
アブバカール高校を訪問しました。各民族の歌や踊りを披露して頂き、とても熱烈な歓迎を受けました。こちらからもマレーシアでも知られている日本の歌を披露しました。生徒たちとバットゥーセンバン、チョンカー、セパタクローなどのゲームを一緒にしました。

次にゴムの採取をしました。ゴムの木に鎌で傷をつけるとしばらくすると白い樹液が流れ出しました。初めての体験でゴムの原料がこれなのかと少し驚きもありました。

夕方に魚釣りをして、夕食はさよならパーティーをホストファミリーの皆さんとしました。言葉が通じたり通じなかったりと戸惑いながらの3日間でしたが、あっという間で、楽しく過ごすことができました。

8月5日 (火)

ティムローを朝早く立ちました。

ホームステイの4日間、言葉や習慣などに戸惑いもあ りましたが、マレーシアの田舎の暮らしを体験することができました。

マラッカに移動したのち、カリモクマレーシアに見学に行きました。ゴムの木の製材過 程を見学しました。ゴムの木は20年から25年でゴムの樹液を採れなくなり、価値がなく なると植えかえられるそうです。その木を家具用材にと再利用を考えられ、価値のなく なる木に付加価値を高めた点は素晴らしいと思いました。今ではカリモクの主要木材と なっているそうです。

夕方にはマラッカ市内のオランダ広場、セントポール教会、サンチャゴ砦を見学しまし た。ヨーロッパ諸国の外国支配の面影が建物などに残っていました。

8月6日 (水)

マラッカからバスでタンピンヘ移動の後、マレー鉄道に乗り換え、最終地シンガポールへ列車の旅を楽しみました。

発車時刻が10:03でしたが列車が来たのは10:35過ぎで、30分以上遅れていました。ゆっくりした列車の旅で、途中では待ち合わせで予定より50分以上遅れていました。日本では考えられないほどのんびりとした時間感覚でした。

5時間以上の列車の旅はお喋りをしたり、お弁当を食べたり、そして寝たりと気ままな列車の旅となりました。車窓からはパームヤシやゴムの木のプランテーションがずっと広がっていました。そして日本ではありえない国境越えをしましたが、列車でという感覚は何か不思議でした。

夕方にはシンガポール市内見学をしました。写真でよく見るマーライオンの実物を見ることができました。

8月7日 (木)

チャンギ国際空港で全日空シンガポール事務所を見学しました。

航空会社の全般や搭乗、整備などの各業務の説明を受けました。今まであまり関わることのない事柄なので知らないことが多く、感心することが多くありました。

また、チェックインカウンターやプレミアムチェックインカウンター、今年オープンした第三ターミナルなどを見学しました。

チャンギ国際空港からトランジットのためバンコク国際空港へ向かいました。

8月8日 (金)

帰国の日。バンコク国際空港でのトランジット待ちがありましたが、みんなこの研修を振り返ってみていろいろ会話が弾み、話が尽きませんでした。

バンコク国際空港でタイの現地ガイドの方と再び会うことができ、お話をすることができました。

午前8時にセントレア空港に無事、帰国することができました。多くの方のお迎えありがとうございました。とても良い海外研修となりました。