学校努力点 |
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〜ICTを活用して学びを深める生徒の育成〜 |
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1 ねらい |
本校では、「伝えよう 深めよう」をテーマに平成28年度から30年度までは、副題を「対話を通して、学びを深める生徒の育成」、令和元年度と2年度は、副題を「振り返りから、学びを深める生徒の育成」として努力点に取り組んできた。
令和3年1月の中央教育審議会の答申で、令和の日本型学校教育は「個別最適な学び」と「協働的な学び」を一体的に充実し、「主体的・対話的で深い学び」の実現に向けた授業改善につなげる必要性が記されている。「個別最適な学び」では、個に応じた指導を一層重視し、コンピュータや情報通信ネットワークなどを適切に活用した学習活動の充実を図ることが必要だとされる。しかし、「個別最適な学び」が「孤立した学び」に陥らないよう、探究的な学習や体験活動を通じ、子ども同士で協働しながら他者を価値ある存在として尊重し、必要な資質・能力を育成する「協働的な学び」を充実することも重要である。また、名古屋市学校教育の努力目標は重点事項の一つに「なかまとの対話を大切にし、ICTを活用して、主体的に学ぶ子どもの育成」を挙げている。
そこで、今年度、生徒用タブレット導入前は、授業で指導者用タブレットやプロジェクタなどのICTを学習活動に取り入れる。導入後は、生徒用タブレットも併せて学習活動に取り入れ、ICTを使って学びを深めていく。また、一人一人の教師が、なかまなビジョンを基に学習過程を組み立て、授業力チェックシートなどを活用し、授業改善をすすめるようにする。
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2 取り組みの方法 |
タブレットなどのICTを活用することで、
・ 自らの学習進度にあった個別最適な学びをする。
・ 提示や可視化が難しい具体物を静止画や動画で見て、自ら考えをもつ。
・ ワークシートなどを撮影して、生徒同士が考え方を共有する
・ 観察写真を撮影して、記録を蓄積する。
・ 撮影した写真を提示して、発表する。
・ 前時に保存した資料を確認して、振り返りをする。
・ インターネットを活用して調べる。
・ 復習・解き直し、学習状況の振り返りをする。
・ 取り組み状況をみて、学習の達成度や次の目標を立てる。
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