学校の概要

1873年(明治6)12月25日,堀川沿いの住吉神社内の地蔵堂に全児童数15人の第29義校が開かれました。高蔵小学校はここから始まりました。
 開校から140年を越える歴史の中で,1万人にのぼる卒業生を送り出し,数えきれないほど多くの思い出と夢を紡いできました。
 名古屋市域のど真ん中に位置する交通の要衝「金山総合駅」の南に広がる学区は,国道19号線,八熊通線,大津通線,旧佐屋街道が走り,学区の東西を堀川・新堀川で仕切られています。名古屋大空襲や伊勢湾台風の被害を免れた古くからの住宅や都心再開発で建てられたマンションが立ち並ぶ中にも,公園・神社仏閣の森の緑が心をいやす落ちついた学区です。

1975年(昭和50)の校舎改築を機に,都心に住む子どもたちに自然に親しませることを願って,「花いっぱい運動」に取り組み始めました。
 1980年(昭和55)からは,校内の花壇や一人一鉢に加え,学区内の6公園と7つのどんぐり広場に地域花壇を設け,地域の人々と子どもたちが力を合わせ,汗を流した成果の花々が毎年春・秋に咲き乱れています。
 学区連絡協議会を始め,警察・区役所・土木事務所・環境事業所や,「花と緑の協会」やライオンズクラブ等の支援を受けて,学校を起点とする「花と緑のまちづくり運動」にまで高まってきており,各方面から高い評価をいただいています。
【 花いっぱい運動のあしあと 】  
本校には市内でも数少ない難聴・言語障害の通級教室が設置されています。
 昭和44年に難聴・言語障害学級がそれぞれ1学級ずつ開設・開級しました。昭和51年には新教室が完成し,整備された教室環境で,話し言葉や聴覚の障害を改善したり,克服できるように支援を続けてきました。平成5年からは通級による指導が制度化され,市内の他学区からの児童が通って指導を受けられるようになりました。
お子様の言葉や聞こえに不安やご心配の方は,気軽にご連絡ください。