◆ アルバム 「2011年大根池池干し調査」
11月3日,文化発表会の翌日という厳しい日程にもかかわらず,科学部員のほとんどが天白区大根池の池干し調査に参加しました.事前調査で希少種が発見されたため,水位が十分に下げられず,困難な調査になりました.
大根池の全景.
周囲は樹木に覆われ,池の縁にはガマやヨシが茂っている.平均水位は1メートル程で,池の北寄りには島がある.
スタッフベストと胴長靴を身につけて,調査の準備を整えた.
この日,鳴子台中学校科学部員は,なごや生物多様性保全活動協議会の学生スタッフとして参加した.
池への降り口に仮設されたデッキ上で,一般参加者に用具を配布している部員.
腰まで水につかって,タモ網を片手に調査に出発.
足下のヘドロに足をとられて,なかなか思うように進めなかった.
生きもの展示の様子
捕獲された生物は芝生広場に運ばれ,種類ごとに展示された.参加者は興味深く観察していた.

左:子供用プールで泳ぐカムルチー(ライギョ)をのぞき込む少女.
このような外来種を除去するのが池干しの重要な目的の1つである.展示後は大学の研究室に引き取られ,計測や解剖が行われた.
右:ギンヤンマのヤゴ
在来種も多く確認された.これらは一般参加者への解説後,池の中に戻された.
成果発表の様子
魚類,両生類(ウシガエル),は虫類(カメ類),昆虫,植物,鳥類の専門家が,それぞれ発見された種を紹介し,生物多様性保全の観点から解説を行った.
学生スタッフ集合.
初めてのスタッフとしての活動,お疲れさまでした.
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