学校努力点『コミュニケーション能力の向上』
『コミュニケーション能力の向上』
〜学ぶ力の向上と基礎基本の充実を通して〜
第1学年:自ら思考・判断し、発言や行動ができる人間を育てる
第2学年:自ら学ぶ力・共に生きる力を育てる
第3学年:〜こころ×3〜
特別支援学級:約束を守り抜け
〈目標設定の理由〉
一昨年度までの努力点は、これまでの実践において一定の成果を上げ、ある程度自己肯定感が高まったり、他者理解の態度を育んだりすることができたと思われる。しかし、挨拶の声が小さい生徒や、不登校生徒も少なくない。その原因の一つに自分や他者の良さに気付いてはいるものの、コミュニケーションに不慣れだったり、スキルが十分でなかったりしていると考える。
また、全国学力学習状況調査の結果を見ると、記述式問題の正答率が高くなく、英語の「話すこと」において無回答が目立つなど、自分の思いや考えを整理したり、自信で課題意識をもって学んだりすることに課題がある。それには、スキルだけでなく基礎基本の充実が不可欠となる。
そこで本年度は、挨拶やスピーチ活動など、表現したり聞いたりする活動を意図的に設定し、コミュニケーションへの心理的障壁を下げとともに、良き聞き手として他者を受け入れる雰囲気の醸成を図っていく。
また、新学習指導要領本格実施を踏まえ、「なかまなビジョン」の考えを基に、教科(道徳含む)や特別活動、総合的な学習の時間等の中で、一人一人が考えをもったり、それらを話し合う場面を設定したりする。また、ICT機器を活用して分かりやすく効率的な授業を行い、反復練習や追究的な学習に活用できるようにする。
コロナ禍ではあるが、新学習指導要領が目指す「生きる力」を育むべく、工夫しながらコミュニケーション能力を伸ばすことを通して、個人・集団の力を伸ばし、よりよい学校づくりを推進する。
〈学級数・生徒数〉R3 4/1 現在
1年生 |
7クラス |
248人 |
男:126人 女:122人 |
2年生 |
7クラス |
282人 |
男:146人 女:136人 |
3年生 |
6クラス |
225人 |
男:131人 女:94人 |
11・12組 |
3クラス |
17人 |
男: 10人 女:7人 |
全校生徒 計755人(11・12組は学年でもカウント)
〈守山中学校 学校長〉
・ 森 健二