「したいこと」を「できること」に

 パソコンやスマートフォンが普及しインターネットが生活に根付いている今、ICT(情報伝達技術)はめまぐるしい勢いで進歩しています。
 変化に対応すべく常に学び続ける意欲と柔軟さが求められる時代です。
 情報技術科では、新しい時代の要請にこたえるICT技術者の育成を目指します。


授 業

工業技術基礎
 無理なく専門の学習に進むために工業技術への興味・関心を高めるとともに、工業に関する広い視野を実技を通して養います。
工業情報数理
 工業の見方・考え方を働かせ、実践的・体験的な学習活動を通して、情報技術や数理処理に必要な能力を身に付けます。
電気回路
 電気回路について理解するとともに,関連する技術を身に付けます。
ハードウェア技術
 コンピュータのハードウェアに関する基礎的な知識と技術を習得し、実際に活用する能力を養います。
ソフトウェア技術
 コンピュータを運用・活用するために必要となるソフトウェア、オペレーティングシステムや情報システムのセキュリティに関する知識と技術を習得し、実際にソフトウェアを設計・制作する能力を学習します。
コンピュータシステム技術
 コンピュータシステムの構築と運用との視点で捉え、工業生産や社会生活と相互に関連付けて考察し、実践的・体験的な学習を行うことでコンピュータシステムを活用した情報処理の効率化ができるようにします。
情報技術実習
 情報技術に関する技術を実技を通して身に付けます。
プログラミング技術
 コンピュータによる問題処理の手順を理解し、対応するプログラムを作成するための技法を身に付けます。
情報技術製図
 機械製図および電気・電子回路製図の基礎を学び、コンピュータを利用した設計製図(CAD)の技能・技術を習得します。
課題研究
 工業に関する課題を自ら発見し、工業に携わる者として独創的に解決策を探究し、科学的な根拠に基づき創造的に解決する力を養います。
情報演習 ※
 情報処理の基本的な知識の習得と基本演習を行い、情報活用能力の基礎を身に付けます。
エンドユーザー技術 ※
 情報を活用する技術に関する基本的な知識を学び、エンドユーザーとしてコンピュータ利用を推進するための知識を身に付けます。
コンピュータデザイン ※
 コンピュータによるデザインに関する基礎的な知識と技術を習得し、実際に創造し応用する能力を身に付けます。
 
※情報演習、エンドユーザー技術、コンピュータデザインは、2年生選択授業です。

コース選択

3年進級時に以下のコースに分かれる事で、より専門的な知識や技術を習得します。


デザインコース
 コンピュータを使いやすく・見やすくするためのデザインを中心に学びます。ソフトを使用してデザインすることはもちろん、基本となる手描きや、マルチメディア・プロダクトデザインの基礎などに取り組みます。
プログラミングコース
 コンピュータプログラミングを中心に応用技術を学びます。ネットワークや通信技術・セキュリティ対策・プログラミングの応用などを学習し、コンピュータエンジニアを目指します。
デュアルシステムコース
 年間を通して週1日企業研修(長期就業訓練)を行うことで、より現場に則した実践的な技術と社会性を学ぶことができます。情報技術科では、プログラミングを通してシステム開発を行っている企業へ研修に行っています。
大学進学コース
 受験に必要な学力や、大学入学後に困らないないための基本的な学力を身につけることをめざします。

実習・実技


実習室

 情報技術科の全ての実習室には大型モニタを備えており、生徒用パソコの間には配信用モニタもあります。教材提示や生徒の発表などに利用しています。
 また、パソコンのある実習室ではエアコンも完備しており、1年を通じて快適な授業・実習が受けられます。

資 格

 情報技術科で取得できる主な資格試験です。


基本情報技術者試験

ITパスポート試験

情報処理技術者試験

CGクリエーター検定


進 路

近年の情報技術科生徒の主な進路先を紹介します。