学校努力点
☆ 名古屋市の学校では「学校努力点」として、よりよい授業を行うための重点課題を設定し、授業研究を行っています。
◇ 本校の今年度のテーマは・・・
「自立と共生」に向けて、協働的に学ぶ生徒の育成
~自分の考えを表現し、伝え合う活動を通して~ です。
【昨年度の成果】
- ○ 学習者用タブレットを効果的に活用して学習に取り組んでいると答える生徒の割合が高かった。
【昨年度の課題】
- ● 学習者用タブレットを活用することにとらわれすぎず、場面に応じて生徒同士の考えを伝え合う活動を取り入れられるとよかった。
☆ 上記のことを踏まえ、今年度は学校行事や各教科等の取り組みにおいて、生徒の「自立と共生」する力をさらに育てていくために、実践を進めていきます。
【今年度の重点目標】
- ① 教科指導において、知的好奇心を高めていけるような発問・課題提示をしていく。また、それぞれの考えのよさに目を向けられるような声掛けや取り組みをしていく。
② ICTを活用して、ロイロノートの提出箱やスカイメニュークラウドのポジショニング機能を活用し、仲間の考えを知り、多様な考え方、感じ方と出合って比較・検討していけるようにする。
特別支援教育 (本校には、難聴学級が設置されています。)
難聴学級
本校の難聴学級は軽度難聴の生徒が対象で、特徴は補聴援助システムを使用した生徒支援です。補聴援助システムとは、生徒が付けている補聴器にFM電波や無線電波を利用して直接音声を届けるシステムです。本校では、通常学級の生徒とともに、多くの時間で交流して一緒に学習を受けています。教師は全授業で補聴援助システムの送信機を付けて授業を行い、難聴学級の生徒に直接音声を届けています。また、授業の際、生徒は特別なマイクを使用して話すことで、やはり難聴の生徒に直接音声を届けることができます。これにより、難聴の生徒のハンデを軽減して、通常学級の生徒と一緒に学校生活を送ることを可能にしています。また、難聴学級単独の授業では、電子黒板など映像を用いて、聞き取りの不十分さを視覚で補いながら授業を行うことで支援をしています。