学校のすぐ西,三王山の一隅に榎の大木があり,その根元にかわいい形をした
石碑がたっている。
 この碑を「千鳥塚」といい,西暦1687年(貞享4年)冬,寺島安信宅で行った
俳諧の集いで松尾芭蕉がよんだ「星崎の闇を見よとや啼千鳥」を立句とし,
千句うたいあげた記念として建てられたものである。
 この文化的に由緒ある地に学校が建てられたので,この名をとって
千鳥丘(ちどりがおか)中学校と名付けられた。
 文字は,芭蕉の筆で,「千鳥塚 武城江東散人 芭蕉桃青」と刻まれている。
芭蕉の生存中に建てられた直筆の碑としては唯ひとつのもので,市の文化財に
指定されている。
 千鳥塚の西の低地は,かって鳴海潟と呼ばれ,干潮のときは広大な洲ができ,
千鳥の群が飛びかう美しい景色が広がっていた。
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校名「千鳥丘」の由来


星崎の闇を見よとや啼千鳥
         芭蕉

全国最古で、芭蕉生前唯一の建立句碑<千鳥塚>


















    



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