1年次は、手立てとしてICTを活用したことで、自分の動きを客観的に捉え、課題を見つけることに効果的でした。また、手本の動画を視聴し、体の動かし方を具体的にイメージすることで技の習得につながりました。手立てを取り入れた実践を積み重ねたことによって、課題を達成しようと練習に取り組む姿が見られました。
そのために、低学年では、「A、自分で試行錯誤する」。学年では、「B,仲間と一緒に考える」。学年では、AとBの相互性を意識し、「自分で試行錯誤する中で見つけた課題に対して、仲間と一緒に解決方法を考えたり、新たな課題を見出したりし、さらに試行錯誤することができる。」ことを目指していきます。
A 自分で試行錯誤する B 仲間と一緒に考える。
<手立て> ・選択して練習する場の設 ・ ペアやグループの意見交流
・スモールステップを踏む練習 ・ 相談エリアの設定
・おたすけカードの活用 ・ できないところの共有
・ 作戦カードの工夫
【6年】1組5月30日(木)、2組5月31日(金)
体育「ソフトバレーボール」(5/9時)
めあて パスをつないで、3回で相手コートに返そう。
【たんぽぽ】 9月19日(木)
体育 「シッティングバレー」 (2/3時)
めあて 相手コートにボールを返そう
自分の活動の様子を動画で振り返りながら、「あなに いれよう」「むねで キャッチ」「おしりで うごく」の三つの練習内容から一つを選んで練習に取り組みました。それぞれの課題を三段階で評価し、合格するとリストバンドに星シールを貼ることを楽しみに、集中して練習に取り組むことができました。
今後は、チームで力を合わせようとする気持ちや「もっとうまくなりたい」と思う気持ちを大切に、ゲームを楽しむことができるようにしていきたいです。
【5年】1組12月11日(水)、2組12月17日(火)
体育「タグラグビー」(5/9時)
めあて チームの課題に応じた練習に取り組もう
授業では、前回の自分たちの試合を振り返り、チームの課題に応じた練習方法を考えました。4~5人のチームに分かれ、今までの授業で行った練習方法の中から、自分たちのチームの課題にあった練習方法を話し合いました。「タグが取れないから、2対1トライ合戦をしよう。」「パスミスが多いから、三角ランニングパスをしよう。」と、友達と話し合いながら、練習方法を考え、声を掛けながら練習する姿がたくさん見られました。後半に行った試合の振り返りからは、「練習したことで、うまくパスをすることができた。」「練習したから、初めてトライをすることができた。」と満足そうに話す姿が印象的でした。今後も、仲間と一緒に考えたり、練習したりする楽しさを味わえるような実践を行い、目標に向かって挑戦する清水っ子を育成していきたいと思います。