2022年2月14日(月)
なごやINGキャンペーン

 「なごやING(いじめのない学校づくり)キャンペーン」の取り組みで作ったフラッグを北校舎2階の渡り廊下に掲示しました。
 鳴子小学校でも、児童会で話し合って、「あたたかい言葉は 笑顔の架け橋」という言葉を考えました。鳴子小のメッセージには「あたたかい言葉」とあります。鳴子台中学校のメッセージにも、「一言」の言葉が大事であることが表れています。他の学校のメッセージの多くから、「言葉」の持つ力、大切さが感じられました。
 フラッグを見て、友達と話すときの言葉を改めて考えてほしいと思います。

2022年1月24日(月)
健康的な生活

 先日、名古屋市教育委員会から「学校保健・安全活動 優良校」の表彰を受けました。
 鳴子小学校の児童が、健康に学校生活を送ることができるように努力をしていることが認められ、表彰を受けることができました。
 保護者の皆様方は、健康診断の結果から病院へお子さんを連れて行っていただき受診率が上がったことや、歯磨きチェックにご協力していただいたことなども評価されたと思います。
 そこで、受賞を子どもたちに知らせるとともに、今後も「健康」な生活を送ることの大切さを次のように朝会で話しました。
 皆さんは、健康ですか。健康とは、「身体に悪いところがなく心身が健やかなこと」をいいます。心とからだに不調があると、思ったことができませんね。夢や目標、やりたいことを思いっきり行うためには、土台となる心身の健康が大切ですね。
 病気やけがには、普段から気を付けていると防げるものと、どうしようもないものがあります。今、流行している新型コロナウイルス感染症は、マスクと手洗いをしていると、ある程度は防げますが、感染してしまったらどうしようもないものであります。
 これまでに保健室の先生からいろいろと教えてもらい、みなさんも心掛けていると思いますが、今から話す4つのことを、毎日の生活の中で少しずつ意識していきましょう。
 ○ 適切な量と質の食事をとりましょう。
 ○ 睡眠・・・質と量のどちらも大切です。
 ○ 適度な運動を毎日続けましょう。
 ○ ふだんの感染予防・・・体温測定、マスク、手洗い、歯磨き(口腔衛生)。
 この4つのすべてを、きっちりやる必要はありません。意識せず自然にできるようになるのが理想です。自然にできると心も安定し、免疫といって身体が病気に対して強くなります。また、けがも防げます。みなさんは、できていることもありますよね。まだのことも、できることから取り組んで「健康的な生活」を送りましょう。

2021年12月21日(火)
タブレットの活用方法

 もうすぐ冬休みです。学年毎に課題が出ていますが、持ち帰ったタブレットも活用してほしいと思います。子どもたちには話せなかった詳しい活用の仕方を紹介します。

 【キュビナで自分の力を知る】
 2学期に、学校では様々な内容を学習しました。人それぞれ得手・不得手があるので、学習内容をすべて身に付けた子ばかりではないでしょう。そこで、冬休みには、「Qubena(キュビナ)小中5教科」を使って学習すると良いでしょう。
 デスクトップにあるショートカットアイコンを使い起動し、自分のIDでログインします。「ホーム」から教科を選択します。その後、「問題一覧」から「学年」-「単元名(教科書の目次を参考に)」-「きほん・ひょうじゅん・おうよう(のいずれか)」の順に選択すると問題が始まります。
 問題を解いていくときに、「説明」や「ヒント」を表示できるときがあります。難しいと思ったときはクリックして、じっくりと読むといいでしょう。解答すると、「答え」と「解説」が出ます。答えに自信がないときは、ここもしっかりと読むといいです。
 キュビナを使うと、自分の力がその場で分かります。理解できてなかったところは説明や解説を読んで、その都度、復習することができます。最初は、得意な教科からで良いでしょう。何度か学習すると、「5分間復習」に自分に最適な復習問題が出るようになります。
 このアプリは、自分のペースで、自分の力に合った問題に取り組むことができます。時間をつくり、苦手な問題にも挑戦しましょう。使い方に慣れ、学習習慣が身に付いてきたら、予習で活用すると学校の授業がより楽しくなると思います。

 【タブレットを使うときのお願い】
 学校から貸し出ししているタブレットは、学習の道具です。ゲーム等の遊びやSNS等の発信に使ってはいけません。保護者の目の届くところで使うようにしてください。個室で一人でこもってタブレットを使うことは、精神発達に良くないといわれています。

2021年12月13日(月)
ふるさと献立(だいすき!なごや♡めし)

 給食で、私たちのふるさとである、名古屋や愛知で親しまれている料理をアレンジした、「みそ煮込みうどん」と「ういろう」が登場しました。
 そこで、朝会で「みそ煮込みうどん」に使われている「みそ」と、「ういろう」の原材料の粉(こな)についてクイズを出しました。
 今は、世界中の食べ物が食べられるように、様々なことで多様性の時代です。世界の人とよりよく関わるためには、ますは、食文化など自分たちの身の回りのことを知ることが大切だと思います。

2021年12月8日(水)
給食 いただきます

 栄養教諭による食に関する指導(食育)を各学級で年間1回行っています。
 今日、3年生で行われた授業を見てきました。献立表にも書かれている食品の栄養素(3つのはたらき)について勉強していました。健康のためには、食品をバランス良く食べることの大切さを子どもたちは勉強しました。
 食べることのよさは、健康面だけではありません。デザートなどの楽しさがあると、豊かな気持ちになります。そこで、希望に応じた献立として「ガトーショコラ」を先日の給食に出しました。

2021年12月2日(木)
5年生 中津川野外学習

 5年生が、延期になっていた野外学習に日帰りで行きました。火起こし体験をして、その火を使ってキャンプファイヤーをしました。
 その後は、快晴の外で弁当を食べ、木製アスレチックやモトクロスを楽しみました。
 教室とは違う笑顔が溢れていました。

2021年12月1日(水)
虹 rainbow

 朝、門で登校してきた子どもたちに挨拶をしていたら、「虹が出てるよ」と教えてくれる子がたくさんいました。
 1限前の学習タイムの時が、一番きれいに見えました。自然の大きさを実感できました。どうして、虹が見えるのかな。

2021年11月29日(月)
開校60周年記念式典

 記念講演で、山村眞午さんに絵本のお話を聞きました。はじめに、「絵本ができるまで」を動画で見せてもらいました。構想から本になって本屋に並ぶまでの流れが分かりました。
その後、宮西達也(みやにしたつや)さんの「ティラノサウルスシリーズ」『おまえうまそうだな』をはじめ、4冊を読んでいただきました。文を読むだけでなく、描かれた情景も話しながら表現されていたので、本の世界に浸ることができました。
 絵本の魅力を再発見した時間でした。
 これを機会に子どもたちの、読書が広がるといいと思います。

2021年11月19日(金)
修学旅行2日目

 この日も、とても良い天気でした。

 古事記や日本書紀で「倭(やまと)は 国のまほろば」と歌われているように、「まほろば」すなわち「素晴らしい場所」「住みやすい場所」といわれる奈良を巡りました。

 今回は、南都七大寺(なんとしちだいじ)のうち東大寺、薬師寺、法隆寺の3つを訪れました。子どもたちは、1400年に渡り流れる時の様子を感じることができたと思います。

 また、薬師寺での法話で、「健康」とは、「健体康心」すなわち健やかな身体とやすらかな心、が語源とお話を聞きました。そして、「健康である自分を大切にすること。特に、目に見えない『心』は、みんな苦しんでいる。心をやすらかにするには、見えないからこそ、思ったことを行動に起こし、前向きに生きること(目に見えるようにする)が大切。こうすることで夢は達成できる。」と生きることの意味を学びました。

 受け継げられる歴史の地で、仲間と一緒に過ごした修学旅行の中で感じたことが、子どもたちのこれからの生活の中に生きてくると思います。

2021年11月18日(木)
修学旅行1日目

 子どもたちは、小学校生活で初めてとなる宿泊旅行を満喫しました。

 初日は京都から入り、三十三間堂、清水寺、二条城、金閣の順に見学しました。天気も良く、紅葉のきれいなところもあり、絶好の行楽日和でした。みんな、歴史の舞台を肌で感じたようです。また、土産物の買い物も、思う存分に楽しみました。

2021年10月22日(金)
学芸会(1日目)

 昨年度できなかったので、3年ぶりの学芸会が始まりました。

 子どもたちは、この学芸会の練習を始める前に、劇団うりんこによる「なんちゃってヒーロー」を観ました。観劇会の後、役者さんに話を聞いたところ、劇団うりんこでは、一つの作品を4年くらい続けて演じるそうです。1作品の公演回数は100回をこえるようです。同じ劇を何度も演じることになりますが、役者さんは、毎回お客さんの表情を見ながら演じるので、その都度、演技を工夫しているそうです。こうして、少しずつ作品が成長していくので、何回演じても楽しいと話してみえました。

 子どもたちの劇も、練習を重ね月曜日にはリハーサルを行い、今日の本番をむかえました。午前と午後の2グループありますが、すべての学年・グループが、練習やリハーサルで、今まで演じてきたものと違って、毎回、良くなっていました。特に今日は、一人一人が、役になりきって工夫し、楽しんで演技をしていると感じました。一人一人のせりふや動きが違うけれど、学年全体では一体感のある演技になってました。力を合わせて頑張ったと思います。

 劇団の役者さんが話してみえたように、明日はまたひと味違った劇になるでしょう。

 演じる子は、楽しみながら、精一杯、演じてくれることでしょう。観る人は、じっくり観て、一人一人の素敵なところを見付けつつ、劇の素晴らしさを感じてほしいと思います。

 明日の学芸会もとても楽しみです。

2021年9月30日(木)
「タブレット」を活用した、これからの学習

 子どもたちが夏休みに取り組んだ作品から、子どもたちが家庭で過ごす時間を使って、自分の「思い」や「知りたい」という気持ちを大切にして学習した様子が伝わってきました。その陰には、保護者のみなさんのお支えがあったと思います。ありがとうございました。

 学校生活においても、このような子どもの思いや気付きを大切にし、教師は子どもの学習状況に合わせて一人一人に応じた支援を丁寧に行って学習を進めていきます。こうすることで、自ら学ぶ子を目指していきたいと思います。

今回導入されたタブレットは、このような学びをすすめる上で、とても有効であると考えます。すでに配付したリーフレットをよくお読みいただき、ご家庭でもタブレットを活用して、子どもの学びが豊かになるように、これまで同様ご協力ください。
(*鳴子だよりNo.7「校長室より」 一部加筆修正)

2021年6月14日(月)
防犯訓練をしました

 子どもたちを犯罪から守るために、防犯訓練を行いました。

 夏休みは子どもだけで外出する機会が増加します。

 連れ去り防止の合言葉 「つ・み・き・お・に」 を学習しました。

 ご家庭でも話題にしてください。

 外出時は、防犯ブザーを携帯することも忘れないようにしましょう。

2021年4月30日(金)
「知りたい」を大切に

 1年生の給食も始まり、どの学年の子も、新しい学級に慣れてきたように見えます。進級し、新たな気持ちで楽しく学校生活を送っている様子が、子どもたちの表情から伝わってきます。これは、学年が一つ上がったことで、今までの自分より成長したいという気持ちの表れでもあるでしょう。こうしてもった目標は、当然ですが、一人一人違います。これがたとえ小さな目標であったとしても、目標に向かって取り組むことを積み重ねることで、夢を実現することができるのです。

 勉強は、漢字が書けたり計算ができたりすることだけではありません。むしろこれらは、学校で学ぶことのごく一部です。夢は、生きていく上で常にもち続けるものであると思います。そして、夢を実現するための学びも一生続くことになるでしょう。こうして学び続ける力こそ、学校で身に付けていく必要があると考えます。ですから、小学校では、子どもの「知りたい」を大切にして、自分で問いを立て、自分たちなりの答えにたどり着く、「探究する学習」を重視していきたいと思います。
(*鳴子だよりNo.2「校長室より」 一部加筆修正)

2021年1月20日(水)

夢を描く

令和3年が始まりました。 

さて、新しい年の始まりですので、夢について考えてみたいと思います。 

「夢」の言葉の意味を大辞泉(松村明監修)で調べてみました。そこには、次のように書かれています。①睡眠中に、あたかも現実の経験であるかのように感じる一連の観念や心像。②将来実現させたいと思っている事柄。③現実からはなれた空想や楽しい考え。④心の迷い。⑤はかないこと。たよりにならないこと。 

おとなは、「夢を見る」や「夢物語」というように、現実的でないことについて使うときの方が多いかもしれません。しかし、夢を実現させるかどうかは自分自身であると思います。当然、夢や目標をもたなければ実現することはないでしょう。 

学校は、学びの場です。子どもたちは経験が少なく知っている世界もまだまだ狭いです。教科の学習で知識を積み上げていくとともに、地域の方々や様々な専門家の方とのふれあいから見方や考え方を学んでほしいと思います。このような体験が、「夢を見る」だけでなく、自分の生き方に目標をもち、将来実現させたいと「夢を描く」ことになると考えます。 

地域の方々とお話をしていると、この街が好きで大切に思う気持ちが、ひしひしと感じられます。この街を住みよい街にしたいという思いは、学区の方々みなさんの「夢」だと思います。体験学習の講師として来ていただいた税理士さんからは、仕事に対する夢を聞かせてもらいました。 

テレビや新聞には、新型コロナウイルスの勢いが収まらないというネガティブなニュースがあふれています。こんなときだからこそ、学校と家庭は、子どもにとって明るい未来を語る場にしていきましょう。今年もよろしくお願いします。