今日、スクリーン朝会で紹介した岩屋岩陰遺跡の巨石群の写真です。正面にある社の奥に光が当たる頃が2月19日前後と決まっています。また、違う位置から見ると春分や秋分のころ、沈む太陽光がちょうど岩の間から見えるそうです。
このように3m近い岩を組み合わせて、太陽の観測を行っていたのではないかと言われています。さらに別の岩からは、北極星が見えるそうです。ここの住所は岐阜県下呂市金山町というところで、名古屋市の水がめである岩屋ダムの下流約300mのところにあります。本当に山奥でどうやってこんな大きな岩を太陽や星を観測するために組み合わせたのかよくわからないのが現状です。
日本各地には、まだまだ不思議なところがあります。ぜひ、興味があったら、調べてみてください。古代の人は、きっとよく見える太陽にロマンを感じていたのかもしれませんね。なお、暦の上では2月19日が雨水という日でした。この日を境に降る雪が雨に変わると言われています。また、3月5日は啓蟄。冬ごもりの虫が地面に出てくると言われています。そろそろ季節は春ですね。
ちなみに、今日、2月26日は2.26事件が発生した日です。昭和の最初の頃、日本の軍隊が反乱を起こし、多くの政治家を殺害した事件が起こった日です。このころから日本はどんどんと戦争への道を突き進んでいってしまいました。誰かが「NO」とか「おかしい」と言い、そうした意見にも耳を傾けることが大切だと私は思います。