校長のひとりごと


第31号  1月25日(木)

花壇に住むチューリップさんたちの悲鳴(ひめい)


 次回(じかい)朝会(ちょうかい)(はな)内容(ないよう)をのせます。園芸委員(えんげいいいん)の子たちから、(わたし)花壇(かだん)について話してほしいという依頼(いらい)がありました。
 トワイライトの教室(きょうしつ)の近くには、園芸委員の人たちが管理(かんり)している花壇がいくつかあります。その花壇が()()らされたり、花壇に()えてある球根(きゅうこん)()()かれたりしているそうです。たぶん、トワイライトのまわりで(おに)ごっこをしている人たちが()げるのに夢中(むちゅう)で踏んでしまったり、面白半分(おもしろはんぶん)で抜いてしまったりしているからだと思います。茶色(ちゃいろ)のブロックで(かこ)まれている花壇の中には、園芸委員が(そだ)ててくれる草木(くさき)がいっぱい植えてあります。
 もし、みんなが1年生だったころ、植木鉢(うえきばち)に植えたアサガオの()が抜かれたり、植木鉢をひっくり(かえ)されたりしていたら、どう思いますか?きっと(おこ)れることでしょう。きっと(かな)しくなるでしょう。花壇のまわりで(あそ)ぶ時はちょっと気をつかうようにしましょう。
 私は1年生のころ、ドリトル先生(せんせい)航海記(こうかいき)という本が大好きでした。ドリトル先生は不思議(ふしぎ)(ちから)をもつ動物(どうぶつ)のお医者(いしゃ)さんで、動物の話している言葉(ことば)がわかるという物語(ものがたり)です。花壇に()んでいるチューリップさんやパンジーさんもきっと(いた)いようと言っているはずです。そんな植物(しょくぶつ)の気持ちもわかる中小田井の子たちであってほしいと私は(ねが)います。
 そして、園芸委員のみなさんも中小田井小のみんなにそんな植物さんたちの(こえ)(とど)けてあげてください。