さて、9月も下旬に入りました。そろそろ、朝晩は少しずつひんやりした風が吹いてくるそうです。
今日、横断歩道で立っていると、歩道橋から分団登校してくる子たちがカラスについて、教えてくれました。「歩道橋で、カラスににらまれた」
たしかにカラスが歩道橋の道路標識の上にいました。カラスはスズメ目カラス科に属しているそうです。いつもふだん都会で見るカラスはハシブトカラスだそうです。あと、ハシボソガラスもいるそうです。あとは渡り鳥として、北海道にはワタリガラス、九州にはミヤマガラスとコクマルガラスが冬にやってくるそうです。また、ニシコクマルガラス、イエガラスもいるそうです。
都会にいるハシブトガラスは雑食性です。春から夏にかけて、子育てを行います。巣で卵を20日間ほど抱き、1か月くらいで巣立ちをするそうです。この時期、非常に縄張り意識が強くなるそうで、不用意に巣に近づくと攻撃されるそうです。私も一度、巣から子ガラスが落ちてきた時に、不用意にその子ガラスに近づいて、頭を攻撃されました。その子ガラスは残念ながら、食べ物は食べられず、死んでしまいました。
カラスの寿命は7~8年だそうです。ちなみにハトの寿命は約6年、スズメは約1~3年、ツバメは短く約1年と6か月だそうです。
そういえば、都会のカラスの死骸を見ることはあまりありません。カラスは賢いと言われますが、死が近いと悟ったカラスは森林や樹の上にある巣で余生を過ごすそうです。だから、死骸を見ることがあまりないそうです。
カラス語を研究している人によると、「カ~カ~カ~」はカラスがえさを見付けて仲間を呼び寄せる時に鳴く声。「カッカッカッ」は鷹などの天敵が近づいたことを仲間に知らせたり、警戒する時に鳴く声。「クア~クア~」はねぐらに帰ろうとする鳴き声で、安全だよと言っている声だそうです。
来週は6年生のみなさんと修学旅行に行く予定です。奈良、京都を見てきます。
出典:カラス Wikipedia(ウィキペディア)