今日の朝、側溝にセミが羽化したまま落ちて、死にかけていました。昼過ぎに見に行ったら、もう死んでいました。私もよくセミやカブトムシを幼虫のころから飼っていて、羽化の様子をよく観察していました。カブトムシもうまく羽根が乾かないと、すぐにに死んでしまいます。セミも同じですね。特にセミは3年から17年、幼虫として地下で暮らしてきて、やっと出てくるわけですから、うまく羽化できないとちょっとかわいそうですね。でも、羽化がうまくいっても、そもそも1か月くらいの命だそうです。
人間はおとなになってからの方が長いので、不思議ですね。自然の摂理といって、どうしようもないことですが、与えられた命はみんな大切にしなければならないと思います。
セミの話題でもう少し。今、中小田井公園や学校で鳴いているセミは、クマゼミです。シャーシャーと鳴き、少し大きくて、羽根が透明です。
私がみんなと同じころ、今から50年くらい前、半世紀前ともいいますが、そのころは、ジィジィと鳴くアブラゼミが主流でした。羽根は茶色です。だから、クマゼミは珍しいセミでした。また、ミンミンゼミというミンミンと鳴くセミもいます。あきが近づくと、ツクツクボーシとなくツクツクボウシが鳴き始めます。セミだけでも夏休みが楽しめるかもしれませんね。
50年前と比べると、確実に暑くなってます。大体、昨年の夏は私の家の駐車場にカブトムシがやってくるくらいでした。3連休最後海の日には梅雨あけするかもしれないといわれています。どうも、その後は体温を超えるくらいの暑さになるのではないかと予報が出ています。夏休みまであともう少しですが、もうひと踏ん張り、がんばりましょう。