校長のひとりごと


第8号  6月23日(金)

太陽 星 そして七夕


 今日(きょう)は、(わたし)趣味(しゅみ)(はなし)。私は(ちい)さいころから(ほし)大好(だいす)きでした。もちろん、「星の王子(おうじ)さま」も()みました。今は、名古屋市科学館(なごやしかがくかん)天文(てんもん)クラブの会員(かいいん)です。このクラブは残念ながら、大人しか入れません。昨日はその会がありました。
 プラズマの話で、すこし(むずか)しい話でした。
 さて、太陽(たいよう)何度(なんど)あるか?表面(ひょうめん)は6000度。大気(たいき)は1万度(まんど)時々(ときどき)、太陽から出てくる()、プロミネンスも1万度。中心(ちゅうしん)は1600万度だそうです。だから、地球(ちきゅう)がちょうどよい(あたた)かさをたもてるのですね。そして、地球より(ちか)金星(きんせい)(とお)火星(かせい)には生物(せいぶつ)()まれなかったのだと思います。
 さて、星の話でいうともうすぐ7月7日。七夕(たなばた)ですね。こと()のベガを織女星(しょくじょせい)、わし座のアルタイルを牽牛星(けんぎゅうせい)といい、織姫(おりひめ)彦星(ひこぼし)が年に一度(いちど)(あま)(がわ)(わた)ってあうことができると言われています。天の川の中にあるのが、はくちょう座のデネブ。ベガ、アルタイル、デネブはそれぞれ1等星(とうせい)という(あか)るい星で、(なつ)大三角(だいさんかく)()ばれています。
 でも7月7日は梅雨(つゆ)(あいだ)であることが(おお)いです。()れになる確率(かくりつ)はなんと21%だそうです。なぜならば、もともと、七夕は明治時代(めいじじだい)(まえ)からの風習(ふうしゅう)で、日本では旧暦(きゅうれき)行事(ぎょうじ)(おこな)っていたからです。旧暦の七夕は8月。だから梅雨も明け、星が見える確率も61%。だから、織姫と彦星は出会(であ)うことができるのですね。でも、どっちも晴れるといいですね。
 今年の旧暦の七夕は8月7日。宮城県(みやぎけん)仙台(せんだい)で七夕まつりが(ひら)かれます。愛知県は一宮と安城の七夕まつりが有名です。一宮は7月27日から30日。安城は8月4日から6日だそうです。