今日はひなまつり。桃の節句ですね。
私事ですが、先月、私の母親が亡くなりました。亡くなる3日前くらいに胸が痛くなり、病院へ救急搬送され、急性心筋梗塞と診断されました。実は私も同じ病気です。入院して、しばらくはごはんもよく食べ、元気だったそうですが、3日目に急に血圧が下がり、息をひきとりました。82歳だから、大往生ですね。
私の母親は、軟式テニスをやっていて、国体へ行くほどのスポーツウーマンでした。しかし、40代のころ、脳梗塞という病気を患い、その後は病との闘いでした。糖尿病になり、心臓もカテーテル手術、バイパス手術を行いました。そんな中、昨年末、大腿骨を骨折し、心臓に負担のかかる手術をすれば、寝たきりにならない。しなければ、寝たきりになるとお医者さんに言われました。私の母親は寝たきりになるのは嫌だから、危険を冒して、手術をすると言ってました。
手術後、1か月あまり、リハビリをがんばり、動けるようになった矢先の死でした。でも、彼女は寝たきりは嫌だから、後悔しないために手術を受けました。きっと、後悔はないと思います。
みんなもこの後、いろいろな選択に迫られるはずです。そんな時、いろいろなことを考え、後悔しないことが大切です。そして、その選択を決して人のせいにしないことが大切です。よく、何か失敗すると、すぐにだれかのせいにする人がいます。人のせいにしないために、自分でよく考えて選択してほしいと思います。特に高学年の子たちはそんな選択を繰り返しながら、今後「生きる」ことになると思います。