校長のひとりごと


第36号  2月3日(金)

節分そして、立春


 今日は節分(せつぶん)。いわゆる(まめ)まきの日ですね。2月3日が多いですが、一昨年(おととし)は124年ぶりに2日が節分でした。これは二十四節気(せっき)立春(りっしゅん)の日によって決まります。(むずか)しいことを言うと、太陽黄経(たいようおうけい)が315度になる日が立春と決まっているそうです。
 今後(こんご)
、しばらくの間、うるう年の翌年(よくねん)は2月2日が節分、3日が立春となるそうです。ちなみに来年(らいねん)、2024年はオリンピックイヤーのうるう年ねので、2025年、つまり再来年(さらいねん)は2月2日が節分だそうです。
 邪気(じゃき)(はら)い、無病息災(むびょうそくさい)(ねが)うのが節分ですが、豆をまくようになったのは、室町(むろまち)時代だそうです。豆=魔目(まめ)(おに)の目)を(ほろ)ぼすことに由来(ゆらい)する説があるそうです。また、豆は(こめ)(むぎ)、ヒエ、アワ、豆という五穀(ごこく)象徴(しょうちょう)で、農耕民族(のうこうみんぞく)である日本人は豆を含む五穀に(かみ)宿(やど)るとも(かんが)えていたようです。 豆まきは、玄関(げんかん)(まど)()け、(そと)に鬼を()い出すように、「鬼は外」。そして、()き終わったら、鬼を()め出し、(ふく)()がさないように戸締(とじ)まり。そして、部屋(へや)の中で「福は内」ですね。
 豆まきが終わったら、1年の厄除(やくよ)けを(ねが)い、自分の年齢(ねんれい)より1つ(おお)く豆を()べるそうです。58(さい)の私は、59()()()けかけの私には無理(むり)かも知れません。
 最近(さいきん)
、節分に食べるのが恵方巻(えほうま)き。発祥(はっしょう)大阪(おおさか)。恵方を()いて、願い(ごと)をしながら太巻(ふとま)きを黙々(もくもく)と何も(はな)さず、最後(さいご)まで食べると願い事がかなうとも言われています。
 今年の恵方は南南東(なんなんとう)。名古屋では(しろ)中心(ちゅうしん)に、竜泉寺観音(りゅうせんじかんのん)笠寺観音(かさでらかんのん)荒子観音(あらこかんのん)甚目寺観音(じもくじかんのん)という尾張(おわり)四観音があり、今年は笠寺観音があたります。
 今週はインフルエンザがはやりましたが、インフルエンザやコロナにならないよう栄養をいっぱいとって、病気に負けないよう過ごしてください。月曜日に会えるのを楽しみにしています。