きまりはなぜあるのでしょうか?社会にはいろいろなルールがあります。たくさんの人が一緒に生活する上で守るべきルールはたくさんあります。「横断歩道のあるところを渡りましょう」とか「右側通行」は交通のきまりです。「人に会ったら、あいさつしましょう」とか「風邪気味の時はマスクをしましょう」はきまりではありませんが、道徳的なものです。
しかし、最近、きまりが一人歩きしていることが多いと思います。「なぜ、だめなのか」「なぜ、いいのか」人間は時々振り返って、考えることが大切だと思います。そして、より客観的にルールやきまりを作っていくことが大切です。また、そのルールは歴史によって変わっていくことものです。「この人が言ったからいい」とか「あの人が言ったからだめ」とかいうルールはよくないと思います。学級会などで多数決をとると思います。しかし、多数決で物事を決める時、必ず、少数意見を尊重しなければいけないと思います。もちろん、少数意見の人も多数意見の考え方に寄り添う必要があります。社会や学校、家庭の中で自分の考えをぶつけて、修正していくことは常に必要だと思います。