しばらく、あたたかい日々が続いています。しかし、来週は寒くなると言ってました。あたたかくなったり、寒くなったり、寒暖差が激しい今日このごろですが、体調を崩さないように過ごしてください。
みなさんはヘアドネーションっていう言葉を知っていますか?
ヘアドネーションとは「病気や事故で髪を失った子どもに、かつらを作って寄付すること。また、そのために髪を提供すること」です。(三省堂国語辞典第八版より)
私の教え子にもガンになり、手術をする前にガンを小さくするため、抗がん剤という薬を使いました。抗がん剤とはガン細胞を小さくするために、有効な薬ですが、正常な細胞もやっつけてしまうため、髪、まつげ、つめなど成長する細胞もだめになり、髪の毛がぬけてしまいます。その髪の毛の代わりにウィッグを使い、頭を保護します。ウィッグは人工の毛を使うこともありますが、やはり人間の髪の毛が一番いいそうです。私の教え子も抗がん剤を使っている時、ウィッグを着用していました。
メーテレの望木聡子アナも自分が飼っていたペットの死をきっかけに髪を伸ばし、ヘアドネーションを行い、今はショートヘアで活躍しています。このようにヘアドネーションという活動はいい活動です。ヘアドネーションするために髪の毛を伸ばすことは大変なので、みんなが簡単にできることではありませんが、そうした良い活動があることは知っておいてください。
12日、今日、私のもとへある一通の手紙が届きました。
「中小田井小学校 校長様 先日、12月7日の午後3時過ぎに、生徒さん4名が公園のそうじをしてくれました。コミセンの駐輪場から学校の方へ(南)ほうきを2本、自転車置場にありますから、それを持ち出してくれていたと思います。男の子3名、女の子1名でした。『ありがとう』と言ったら、『やってるうちに、楽しくなったよ』と答えてくれました。すばらしい返事をもらい、こちらもよい気分になりました。いまごろは学校で、いやな話が出ますが、ほんといいお話ですから、校長先生にお話ししたく筆を取りました。」という内容でした。
「自ら進んでやることを考え、行動する」まさに今、私が中小田井小学校の子になってほしい姿です。こんなお手紙がもらえる子が中小田井小学校でどんどん育っていくといいですね。ぜひ、自らできることを考え、地域に貢献してください。そして、君たちの行動で、他の人をよい気分にしてあげてください。きっと、このお手紙をくれたおじいさんも君たちの返事で、元気が出て、良い気分になったと思います。私もこんな手紙がもらえて、うれしかったです。ありがとうございました。