校長のひとりごと


第26号  11月27日(月)

プラネタリウム

 今週末(こんしゅうまつ)には12月になります。(あき)()ばして、(ふゆ)が近づいてきました。中小田井公園の木々も今日(きょう)朝会(ちょうかい)紹介(しょうかい)した(とお)り、赤や黄色で()まってきました。
 それとともインフルエンザもはやってきました。明日、あさってと3年1組が学級閉鎖(がっきゅうへいさ)になりました。うがい、手洗(てあら)いはもちろん、せきエチケットを思い出して、くしゃみやせきが出る時やかぜ気味(ぎみ)の時にマスクをしてください。また、栄養(えいよう)をとって、早く()るように心掛(こころが)けて、身体(からだ)抵抗力(ていこうりょく)をつけてください。
 最近(さいきん)
、先生たちの授業(じゅぎょう)をよりよくするために、君たちの授業を見に行っています。君たちが一生懸命(いっしょうけんめい)学習(がくしゅう)をしているのを見て、大変(たいへん)うれしく(おも)っています。今日は4年1組の外国語(がいこくご)の授業を見せてもらい、英語(えいご)(はな)している姿を見て、(たの)もしく思いました。日本に住んでいる人は生まれた時から日本語に()(した)しんでいるので、日本語がとても上手(じょうず)です。私は一番(むずか)しいと言われる日本語を話すことはとてもすばらしいことだと思っています。日本語はひらがなが50音、カタカナも50音、漢字(かんじ)も小学校で(なら)う漢字は1026字です。一方、英語は26文字を組み合わせて、言葉(ことば)を作っています。だから、英語の方がはるかに(やさ)しいと言われています。大切(たいせつ)なのは、慣れ。慣れるためには、失敗(しっぱい)必要(ひつよう)です。コンピュータでも同じです。慣れれば、それだけ失敗もするでしょうが、必ず成功(せいこう)もしていきます。私は人間(にんげん)、失敗しながら、成長していくものだと思ってます。
 さて、今週(こんしゅう)は4年生がプラネタリウムを見に行くようですね。前にも話したように、プラネタリウムは誕生(たんじょう)して、今年で100周年(しゅうねん)(むか)えています。4年生が訪れる名古屋市科学館(なごやしかがくかん)には毛利勝廣(もうりかつひろ)さんという方が見えます。天文主幹(てんもんしゅかん)をやっていて、たいへんお話がうまいです。なんと毛利さんは日本プラネタリウム協議会(きょうぎかい)理事長(りじちょう)さんで世界でも著名(ちょめい)な方です。この前は世界のプラネタリウム100周年の式典(しきてん)でスピーチをされていました。
 科学館にプラネタリウムができて、60年あまり。私も小学生のころ、プラネタリウムへ行くのがとても楽しみでした。小学生のころは、宇宙飛行士(うちゅうひこうし)になるのも一つの(ゆめ)でした。()れている日、夜、空を見上げれば、(ほし)(ひか)っています。でも名古屋の空では星がよく見えません。光がたくさんあるからです。でも、プラネタリウムはそんな(なや)みを解決(かいけつ)してくれました。ちょっと(なや)んだとき、何気(なにげ)なく、お星さまを見るときっと心が安らぐはずです。気持ちよく、回転(かいてん)するイスに(すわ)りながら、星を観察(かんさつ)してきてください。気持ちいいから、居眠(いねむ)りしないように。係のお姉さんが注意しにくるので、気を付けてください。