校長のひとりごと


第32号  1月4日(水)

謹賀新年(きんがしんねん)


 謹賀新年(きんがしんねん)。あけましておめでとうございます。今年(ことし)もよろしくお(ねが)いします。
 さて、年明(としあ)け、年賀状(ねんがじょう)使(つか)われる謹賀新年。(なん)で使われるかというと、(つつし)んで新年(しんねん)をお(いわ)(もう)し上げますと自分(じぶん)をへりくだった()い方で新年をお祝いするという意味(いみ)だそうです。5年生以上(いじょう)の人が(なら)謙譲語(けんじょうご)です。
 さて、2023年、令和(れいわ)5年、うさぎ年の幕開(まくあ)けです。今日(きょう)のめざましテレビでの紙兎(かみうさぎ)ロペでも、ロペさんが「よっしゃ」と(よろこ)んでいました。アキラ先輩(せんぱい)はリス、牧野(まきの)さんはヒョウ、畑中(はたなか)さんはシカだから、干支(えと)であるのはウサギのロペさんだけです。()(うし)(とら)()(たつ)()(うま)(ひつじ)(さる)(とり)(いぬ)()十二支(じゅうにし)。ねずみ、うし、とら、うさぎ、りゅう、へび、うま、ひつじ、さる、とり、いぬ、いのししですね。
 有名(ゆうめい)
どころではねこがいません。(ねこ)がいない理由(りゆう)神様(かみさま)が今年の1月1日午前(ごぜん)0時に(あつ)まった動物(どうぶつ)の、最初(さいしょ)から12(ひき)までを干支に入れると言ったそうです。これを()いた動物たちはみな干支をめざします。しかし、その集まりにいなかった猫はねずみにその(はなし)を聞きます。ねずみは1月2日の午前0時に集まった動物の、最初から12匹までを干支にするとうそを言いました。猫は2日の午前0時に神様のもとへ行き、ねずみにだまされたことに気付(きづ)きました。だから猫がいないそうです。
 これは「十二支物語(じゅうにしものがたり)」にかいてあるそうです。そこには、ねずみが牛の背中(せなか)()ってきて、牛がいちばんかと思いきや、背中から出てきたねずみが「あけましておめでとうございます」と言い、いちばんになったともいわれています。また、(とら)がいるからねこがいないとかいろいろな(せつ)があるそうです。タイやベトナムでは、うさぎの()わりにねこがいるそうです。いろいろ調(しら)べるとおもしろいものですね。
 この写真(しゃしん)は、御殿場(ごてんば)で私が()った富士山(ふじさん)です。一富士(いちふじ)二鷹(にたか)三茄子(さんなすび)とも言います。じつは四もあるんですよ。お正月に()知識(ちしき)を大事にしてください。