明日、9月10日の土曜日は何の日か、知っていますか?十五夜、中秋の名月の日です。
月の満ち欠けは約29.53日です。月は何も見えない新月から始まります。3日めは三日月。左半分が光っている上弦の月。そして、約15日目に満月。そして、右半分が光っている下弦の月。そして、新月と変化します。
中秋とは秋の真ん中。旧暦では、秋は7、8、9月で、旧暦の8月15日を中秋の名月と言いました。旧暦とは、月の満ち欠けを使った暦で、日本では明治時代の始めまで使われていました。この旧暦の8月15日ごろ月がいちばんきれいに見えるので、中秋の名月と言われるようになりました。新暦である太陽暦になると9月や10月に見られる満月が中秋の名月となりました。
お月見といえば、月見団子。実は日本ではこのころとれる芋や豆をお供えしていましたが、いつしか団子に変わったそうです。ススキも本来なら稲を神様に飾りますが、秋はまだ稲穂か刈れないので、ススキを使ったそうです。
なお、今年は11月8日の火曜日に皆既月食が見られます。皆既月食とは、月が地球のかげにかくされて、赤黒く変化した満月が見えること言います。部分食(欠けた月)がのぼりはじめ、19時ごろ、皆既月食が始まり、20時半過ぎからだんだん満月に戻るようです。その日が晴れるといいですね。