校長のひとりごと


第17号  9月16日(金)

台風


 3(しゅう)連続(れんぞく)で日本に台風(たいふう)()ました。今度(こんど)の台風14号は、愛知県(あいちけん)のある本州(ほんしゅう)にも影響(えいきょう)(あた)えそうです。
 そもそも台風とは東経(とうけい)100()から180度(せん)までの北半球(きたはんきゅう)中心(ちゅうしん)があり、最大風速(さいだいふうそく)が17m/S以上の熱帯低気圧(ねったいていきあつ)のことをいいます。
 大西洋(たいせいよう)
や北アメリカ大陸(たいりく)発生(はっせい)するものはハリケーンといい、インド(よう)南半球(みなみはんきゅう)太平洋(たいへいよう)発生(はっせい)するものはサイクロンといいます。
 台風はみていると生き物(いきもの)のように(うご)いていますが、基本(きほん)(くも)(かたまり)です。太平洋の赤道(せきどう)付近(ふきん)であたためられた海水(かいすい)上昇気流(じょうしょうきりゅう)(そら)に上がり、(うず)()くことによって、台風となります。明治時代(めいじじだい)(はじ)めのころは、タイフーン、大風(おおかぜ)()ばれ、明治末期(めいじまっき)には颱風(たいふう)という言葉(ことば)になったそうです。そして、昭和(しょうわ)31年以降(いこう)、台風という表記(ひょうき)になったそうです。
 過去(かこ)
、昭和34年(1959)9月26日に東海地方(とうかいちほう)(おそ)った伊勢湾台風は死者(ししゃ)行方不明者(ゆくえふめいしゃ)5000人以上(いじょう)になり、名古屋市(なごやし)(みなみ)の方の南区(みなみく)港区(みなとく)でも(おお)きな被害(ひがい)があったそうです。
 今度(こんど)
の台風も大型(おおがた)非常(ひじょう)(つよ)いといわれています。(うみ)はもう今日からしけ(大波)だそうです。お(うち)の方でも、台風に(そな)えてください。
 また、万が一(まんがいち)、20日の火曜日(かようび)午前(ごぜん)6時以降(いこう)まで暴風警報(ぼうふうけいほう)発令(はつれい)されている場合(ばあい)午前中(ごぜんちゅう)は学校が休みで、5限から授業(じゅぎょう)です。そして、午前11時以降(いこう)も暴風警報が継続(けいぞく)して発令されている場合は、午後(ごご)の授業もありません。
 台風が来ないのにこしたことはありませんが、来ないと水不足(みずぶそく)が起こってしまいます。被害(ひがい)が大きくならないことを(いの)りつつ、台風に備えましょう。