このところ、新型コロナウィルス感染症の話が多いです。みなさん、元気に過ごしていますか?ウィルスから身を守るのは、マスク、手洗いなど、いつも心掛けていることをやるしかありませんね。
さて、8月15日、8月6日、8月9日が何の日か、みなさんは知っていますか?いずれも77年前のできごとです。
77年前の8月6日午前8時15分は、世界で最初に原子爆弾が中国地方の広島市に投下され、広島市の当時の人口約35万人のうち、約9万から16万5千人が亡くなったと言われています。続
いて、8月9日午前11時2分には、九州の長崎市に同じく原爆が投下され、当時の長崎市の人口約24万人のうち、約7万4千人が亡くなったと言われています。
広島の原爆は、上空で爆発すると強力な熱線および爆風が起こり、爆心地付近は鉄やガラスが蒸発するくらいの状況となり、さらに、その爆風は周囲2キロメートルの建物を吹き飛ばしたそうです。また、3.5キロメートル離れていた人も火傷をおったそうです。そして、爆心地から1.2キロメートルの範囲では、当日中に約半分の人が亡くなったそうです。原爆の被害はそれだけに留まりませんでした。黒い雨と呼ばれる放射性降下物(フォールアウト)も降り注ぎ、放射線によって、約14万人の人が亡くなったと言われています。また、その後も被爆の後遺症で亡くなる人は増え、2019年8月現在、約51万8千人がなくなったと言われています。
そして、8月15日は終戦記念日。1945年8月15日の正午、当時の天皇陛下によって、敗戦したことがラジオで伝えられ、戦争が終わったとされています。ただし、アメリカなどは9月2日、日本が降伏文書に調印した日、中華人民共和国などは、翌3日を対日勝戦日としています。 そして、明日、8月13日から16日が日本では「お盆」といわれる期間になります。お盆は、日本で夏に行われる祖先の霊を祀る一連の行事のことを言います。だから、お墓参りをしたり、仏壇に花をそえたりします。みなさんもその日に何が起きたのか、そして、今日は何の日か意識しながら生活してみてください。
最近、川の水難事故のニュースが多く聞こえてきます。川は、急に深くなったり、流れがはやくなったりします。みなさんも気を付けてください。みなさんも元気に過ごしてください。次回の更新は月末を予定しています。