校長のひとりごと


第6号  6月24日(金)

新しい学習(ナゴヤスクールイノベーション)


 先日、校長先生は同じ名古屋市内にある東区の矢田(やだ)小学校で授業を見せてもらいました。矢田小学校では日本でも最先端(さいせんたん)で「個別最適化(こべつさいてきか)」という学習(がくしゅう)にみんなが()()んでいました。
 どんな取り組みをしているかというと、まず第一に生活科(せいかつか)総合的(そうごうてき)学習(がくしゅう)の時間において、児童(じどう)のみんな一人ひとりが自分のテーマをもって、(しゅう)に1時間ずつ学習を行っているそうです。今までは担任の先生の話を聞きながら、ノートを書くという学習が多かったと思います。しかし、この小学校では子ども一人ひとりが自分のテーマをもち、自分のつけたい(ちから)を考えて、タブレットを使いながら、友だち同士(どうし)で学習を(すす)めていました。(とき)にはグループで(はな)()ったり、発表(はっぴょう)()ったりしながら学習を(すす)場面(ばめん)もありました。
 君たちのこれからの学習は自分(じぶん)に合った方法(ほうほう)で、自分のペースで必要(ひつよう)(おう)じて考えを友だちと交流(こうりゅう)させながら学ぶ学習が主流(しゅりゅう)になっていくと()われています。そして、(つね)に振り返りをいして、自分の学習を修正(しゅうせい)していくことが大切になっていくでしょう。「タブレットやインターネット、学校(がっこう)図書館(としょかん)にある本、テレビや新聞(しんぶん)でやっているニュースをいろいろ使(つか)い、友だちや先生、お(うち)の人と話をしながら、自分の考えを(ふか)める」 そんな人を目指(めざ)してほしいと思います。
 人間(にんげん)
一生(いっしょう)(まな)(つづ)けることが大切だと私は思います。そして、今もいろいろな本やテレビを見ながら、校長先生は学び続けています。もちろん、君たちからもいつもいろいろ学ばされますよ。いつもありがとう。