先日、校長先生は同じ名古屋市内にある東区の矢田小学校で授業を見せてもらいました。矢田小学校では日本でも最先端で「個別最適化」という学習にみんなが取り組んでいました。
どんな取り組みをしているかというと、まず第一に生活科や総合的な学習の時間において、児童のみんな一人ひとりが自分のテーマをもって、週に1時間ずつ学習を行っているそうです。今までは担任の先生の話を聞きながら、ノートを書くという学習が多かったと思います。しかし、この小学校では子ども一人ひとりが自分のテーマをもち、自分のつけたい力を考えて、タブレットを使いながら、友だち同士で学習を進めていました。時にはグループで話し合ったり、発表し合ったりしながら学習を進め場面もありました。
君たちのこれからの学習は自分に合った方法で、自分のペースで必要に応じて考えを友だちと交流させながら学ぶ学習が主流になっていくと言われています。そして、常に振り返りをいして、自分の学習を修正していくことが大切になっていくでしょう。「タブレットやインターネット、学校や図書館にある本、テレビや新聞でやっているニュースをいろいろ使い、友だちや先生、お家の人と話をしながら、自分の考えを深める」 そんな人を目指してほしいと思います。
人間は一生学び続けることが大切だと私は思います。そして、今もいろいろな本やテレビを見ながら、校長先生は学び続けています。もちろん、君たちからもいつもいろいろ学ばされますよ。いつもありがとう。