6月19日(日)、中小田井小学校で水防訓練が行われました。中小田井小学校は今から22年前、平成12年9月11日(月)から12日(火)にかけて発生した東海豪雨で多くの場所が水に浸かりました。西門の近くには、どこまで水が浸かったかという碑が残されています。当時の資料である「東海豪雨を振り返って」が校長先生の部屋には残されています。一番水が浸かった時には、職員室の先生たちの机の上あたりまで水がきたそうです。
9月12日未明、午前3時45分ごろ、あし原町の新川の堤防が決壊し、川の水が学区に流れ込み、多くの場所が浸水したそうです。そして、最大、学区の約3000人の人が中小田井小学校に避難してきたそうです。学校が再開したのが9月16日(土)。18日(月)から午前中授業が始まりました。体育館が避難所でなくなったのは、10月12日(木)だったそうです。
6月20日(月)の朝のテレビ朝会で話しをしましたが、災害はいつ何時やってくるかわかりません。昨日も石川県珠洲市で震度6弱の地震が発生しましたという話をしましたが、今朝は北海道で震度4の地震が起きたそうです。日本列島は環太平洋造山帯というところにあります。日本には、多くの火山や温泉があり、人々をなごませてくれる場所が多くあります。でも、これはすなわち、地震が多い国という宿命も背負っていることにもなります。
小学校でも、避難訓練や防災訓練など、いろいろな訓練が行われます。これもいつ何時、災害がやってくるかわからないため、行われています。いざという時のためにいろいろな訓練に興味や関心をもちながら、「今度、もし地震が起きたら、ランドセルやノートで頭を守って、壁から離れて、身を守ろう」とか「倒れている人がいたら、大声を出したり、防犯ブザーを鳴らしたりしながら、大人の人を呼ぼう」などということをいつも考えておくことが大切だと思います。 ちなみに中小田井小学校のAED(えー いー でぃー)は玄関にあります。玄関の外にありますので、もしもの時は大人の人に「小学校にもあるよ」と教えてあげてください。