校長のひとりごと


第4号  6月15日(水)

マスク


 新型(しんがた)コロナウィルス感染症(かんせんしょう)も少しずつ()()いてきました。(くに)教育(きょういく)(つかさど)文部科学省(もんぶかがくしょう)名古屋市教育委員会(なごやしきょういくいいんかい)からのお(ねが)いで、「登下校(とうげこう)(そと)(あそ)ぶ時、体育(たいいく)授業(じゅぎょう)(おこな)う時には、熱中症対策(ねっちゅうしょうたいさく)としてマスクをとるようにしましょう」と呼びかけられるようになりました。これは新型コロナウィルス感染症について、少しずつ研究(けんきゅう)がなされ、十分(じゅうぶん)換気(かんき)(おこな)われているところでは感染(かんせん)は起きないだろうという予測がたつようになりました。そして、コロナウィルスがうつるのは、飛沫感染(ひまつかんせん)やエアロゾル感染が主流(しゅりゅう)であるため、人と人との間隔(かんかく)をとったり、人の近くで大声(おおごえ)を出さないようにしたりすれば、感染を防ぐことができると言われています。そして、最近(さいきん)(なつ)はとても(あつ)く、年々(ねんねん)、熱中症になるリスクが高まってきています。マスクをつけていると、一定程度(いっていていど)(くち)のまわりにうるおいが(かん)じられるため、のどの(かわ)きに気付くのも(おく)れる傾向(けいこう)があるそうです。一方(いっぽう)、マスクを(はず)していると他の人の目が気になったり、自分の口元(くちもと)を見られたくないと考えたりする人も増えてきているようです。その日の天気に応じて、熱中症にならないように自分でマスクの着脱をすることは大切です。また、マスクを外す時は、他の人と距離(きょり)をとったり、おしゃべりをしたりしないようにすることも大切(たいせつ)です。マスクをしている人の気持(きも)ち、マスクをしていない人の気持ち、それぞれ(たが)いの気持ちを大切にしながら、お互いに()ごしやすくなるように生活していければ、世の中は平和(へいわ)になると思います。校長先生が58回目の誕生日(たんじょうび)に思ったことでした。