新型コロナウィルス感染症も少しずつ落ち着いてきました。国の教育を司る文部科学省や名古屋市教育委員会からのお願いで、「登下校や外で遊ぶ時、体育の授業の行う時には、熱中症対策としてマスクをとるようにしましょう」と呼びかけられるようになりました。これは新型コロナウィルス感染症について、少しずつ研究がなされ、十分、換気が行われているところでは感染は起きないだろうという予測がたつようになりました。そして、コロナウィルスがうつるのは、飛沫感染やエアロゾル感染が主流であるため、人と人との間隔をとったり、人の近くで大声を出さないようにしたりすれば、感染を防ぐことができると言われています。そして、最近の夏はとても暑く、年々、熱中症になるリスクが高まってきています。マスクをつけていると、一定程度口のまわりにうるおいが感じられるため、のどの乾きに気付くのも遅れる傾向があるそうです。一方、マスクを外していると他の人の目が気になったり、自分の口元を見られたくないと考えたりする人も増えてきているようです。その日の天気に応じて、熱中症にならないように自分でマスクの着脱をすることは大切です。また、マスクを外す時は、他の人と距離をとったり、おしゃべりをしたりしないようにすることも大切です。マスクをしている人の気持ち、マスクをしていない人の気持ち、それぞれ互いの気持ちを大切にしながら、お互いに過ごしやすくなるように生活していければ、世の中は平和になると思います。校長先生が58回目の誕生日に思ったことでした。