校長のひとりごと


第28号  12月2日(金)

ワールドカップ


 今日は(あさ)、日本が歓喜(かんき)(つつ)まれました。サッカーのワールドカップカタール大会(たいかい)で日本がドイツ、スペインというヨーロッパの強豪国(きょうごうこく)()ち、見事(みごと)決勝(けっしょう)トーナメントへ(すす)むことになりました。Eグループの首位(しゅい)でしたね。
 中東(ちゅうとう)
(くに)カタールの首都(しゅと)ドーハはサッカーの日本代表(にほんだいひょう)にとっては因縁(いんねん)場所(ばしょ)です。今から30年ほど前、1993年10月に行われたワールドカップアジア最終予選(さいしゅうよせん)、日本は試合終了間際(しあいしゅうりょうまぎわ)まで2-1でイラクをリードしていました。その試合まで日本はグループ1位で(はつ)のワールドカップ出場(しゅつじょう)と言われていました。しかし、ロスタイム、(のこ)数秒(すうびょう)でイラクに同点(どうてん)ゴールを決められ、引き分けで韓国(かんこく)(なら)ばれ、得失点差(とくしってんさ)で韓国に()かれ、グループ3位に転落(てんらく)し、出場を(のが)しました。私は就職(しゅうしょく)したころで、家で仕事をしながら、引き分けたシーンを見ていました。(くや)しかったことを思い出します。
 そのドーハの地で、強敵(きょうてき)ドイツ、スペインを破ったのはすごいことだと思います。サッカーは個人技(こじんぎ)よりチームプレイの種目(しゅもく)です。いくら個人技が(すぐ)れている人が(おお)くても、チームがまとまっていなければ、勝てません。まさに日本はチームで勝ったと思います。
 長友(ながとも)
選手がBRAVO(ブラボー)と言ってました。イタリア語で「バンザイ」「すてき」という意味(いみ)です。みんなでブラボーと日本代表に言ってあげましょう。