校長のひとりごと


第30号  12月16日(金)

師走(しわす)


 今年(ことし)もあと(のこ)すところ、2週間(しゅうかん)あまり。つい先日(せんじつ)、今年の漢字(かんじ)も「(たたかい)」に()まりました。(きみ)たちの予想(よそう)は当たったかな?あれだけ世間(せけん)(さわ)がせたワールドカップサッカー大会(たたかい)も残すところ、3位決定戦(けっていせん)決勝(けっしょう)。アルゼンチンが勝つか、フランスが勝つか、どちらでしょうか。あの漫才(まんざい)最高峰(さいこうほう)M-1(エムワン)グランプリも今度(こんど)の日曜日に決まります。
 さて、1月から12月を古い言い方に()えるとどうなるか知っていますか?1月から順に、睦月(むつき)如月(きさらぎ)弥生(やよい)卯月(うづき)皐月(さつき)水無月(みなづき)文月(ふみづき)葉月(はづき)長月(ながづき)神無月(かんなづき)霜月(しもづき)、そして12月が師走(しわす)です。
 師走の意味(いみ)はよく先生(せんせい)(いそが)しく(はし)(まわ)ると言われていますが、(じつ)(ふゆ)季節(きせつ)、お(ぼう)さんを()んで、お(きょう)()んでもらうことが(おお)かったため、お坊さんが東西(とうざい)に忙しく走り回ることになり、「しがはせる」から「しはす」、「しわす」となったそうです。普段(ふだん)()()いているお坊さんまで忙しく走り回る。だから、師走と呼ばれます。
 師走は交通事故(こうつうじこ)も多くなる時期(じき)です。君たちは(あわ)てず、落ち着いて、自転車(じてんしゃ)()ったり、歩いたりしてください。
 来年(らいねん)
令和(れいわ)5年、2023年、そしてうさぎ年ですね。君たちも部屋(へや)(つくえ)、学校の教室(きょうしつ)などをきれいに掃除(そうじ)をして、気持ちよく、来年を(むか)えられるようにしてください。