校長のひとりごと


第23号  10月28日(金)

ハロウィーン


 今日(きょう)28日は就学時健康診断(しゅうがくじけんこうしんだん)がありました。来年(らいねん)4月に入学(にゅうがく)する()たちが健康診断(けんこうしんだん)()けます。きっと、(きみ)たちもどこかで、この健康診断を小学校(しょうがっこう)(はい)(まえ)に受けたはずです。
 私(わたし)
はこの日が来ると、いよいよ6年生は中学生(ちゅうがくせい)に、(ほか)の子たちはそれぞれ一つずつお(にい)さん、お(ねえ)さんになる時期(じき)(ちか)づいたんだなあと思います。
 さて、あけて、月曜日(げつようび)は31日。ハロウィンの日ですね。毎年(まいとし)10月31日に行われるお(まつ)りです。古代(こだい)ヨーロッパのアイルランドに()んでいたケルト人の人たちが(おこな)っていた祭りが起源(きげん)だそうです。現代(げんだい)では、アメリカの民間行事(みんかんぎょうじ)として定着(ていちゃく)し、宗教的意味合(しゅうきょうてきいみあ)いはほとんどなくなりました。カボチャをくりぬいて、(かざ)ったり、子どもが魔女(まじょ)やお()けに仮装(かそう)して、近くの(いえ)(おとず)れ、「Trick or Treat」(トリックオアトリート)と言って、お菓子(かし)をもらいます。英語(えいご)意味(いみ)は「いたずらか、お菓子か」です。
 日本でこのハロウィンが()り上げられるようになってきたのは、今から30年くらい前の1990年代中頃(なかごろ)です。その頃、東京ディズニーランドでもディズニー・ハロウィーンというイベントが行われ、ハロウィン商戦(しょうせん)()り上がり、日本で仮装して(ある)く行事が定着していったそうです。コロナがはやる前、(まち)を仮装して歩くのは日本独特(どくとく)のものだったそうです。しかし、コロナがはやる前、仮装して集まり、街中(まちじゅう)、ゴミだらけにしたり、交通(こうつう)ルールを(まも)れなかったりする人が(おお)くなり、みんなからひんしゅくを()いました。
 名古屋でも栄のオアシス21に(あつ)まる人が()えてしまいました。なので、今年(ことし)もその日はオアシス21の店はお休みで、午後6時にはその公園には入れなくなるそうです。最近(さいきん)では、お(うち)でパーティ。仮装して、カボチャ料理(りょうり)を食べるようになってきているそうです。君たちはどんなハロウィンを()ごすのかな?
 「Trick or Treat」