本校の特色

学びの在り方を改革するための「パイロット校」

本校では普通科としてのさらなる魅力や可能性を探るために、『魅力ある市立高等学校づくり推進基本計画(第2次:2018-2027)』として、学びの在り方を改革するための「パイロット校」の指定を受け、様々なことに取り組む実践をしています。

さらに、「ナゴヤ・スクール・イノベーション」実践校としての指定も受け、ICT教育推進校、マッチング・プロジェクトとして民間企業とのコラボレーションなど、様々な取組みを深め、授業改善や学校改革に日々取り組んでいます。

すべての生徒が「英語」で話せる学校づくりを目指した様々な取組み
多聴多読の授業

一年生全員を対象に週1時間、図書館を利用して、英語多読の授業をしています。
英語多読の授業とは、生徒一人一人が、教員のアドバイスを受けて、自分の英語力や好みに合った本を選び、それぞれ静かに本を読むというものです。
本を最後まで読み終えたり、内容やレベルが自分に合わないと感じたりした時は、授業の途中でも選び直して、読書を続けます。また、授業で使用しているほとんどの本には、本文の朗読CDが付いており、朗読音声を聞きながらページをめくっていきます。
授業の終わりには、読書記録手帳に、その日読んだ本のタイトル、レベル、語数、感想などを記入します。手帳には、今まで読んだ語数や冊数の合計がでるので、毎回増えていく数字が励みになります。総語数13万語を超えた生徒や、200冊以上の本を読んだ生徒もでてきています。
これらの本は、図書館にある他の本と同様に、貸出しも行っています。毎週借りていく生徒たちも徐々にではありますが、増えてきました。在学中に、100万語に到達する生徒たちが出てくることを期待して、指導を続けています。

■詳しくはこちら→緑高校における英語多読の取り組み(PDF)

緑高校
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英検 校内模試 & 校内英検対策講座

2015年度から実用英語技能検定(英検)の一次試験を校内で実施しています。受験者数は年々増加傾向にあり、コロナ前の2019年度には延べ570名(全校生徒のおよそ2/3)ほどが受験しました。ここ数年はコロナの影響で実施できない回もありましたが、その中でも受験合格率は毎年上がってきており、市立高校ではトップの受験率を誇り、2021年度の英検準2級の合格率は82%でした。高校生ではなかなか取得の難しいとされる英検2級や準1級を取得した生徒もいます。また、民間企業の英検ソフトの無償提供を受け、その効果の検証などにも協力しています。

オンライン英会話について

マッチング・プロジェクトの一環で、2021年度よりオンライン英会話を英語の授業の中で取り組んでいます。英語科のLL教室の機器を使って、ネイティブの英会話講師の先生と本校生徒が、1対1で会話の授業を行っています。実践的に英会話を学ぶ機会となりました。毎年継続して取り組んでいます。

グループ・ディスカッション&グループワーク実践校

一方通行になりがちな一斉授業の見直しを目指し、生徒たちが主体的に取り組むことのできる授業や課題解決型授業を取り入れた授業の実践や研究に取り組んでいます。また授業レシピの作成や共有、年間を通した公開授業などにも力を入れて取り組んでいます。

緑高校
 
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ICT教育推進校

本校では一人一台タブレットが導入される以前から、iPadを40台と、タブレットPCを一学年分320台先行導入し、この期間、タブレットを使った授業実践の研究や検証を積み重ねてきました。ただタブレットを使うだけの授業ではなく、その授業の狙いと展開を意識した、効果的なICT教育の在り方を研究・模索しています。本当に多くの教員が授業の中でタブレットを使っており、その蓄積や経験もあったので、今年導入された一人一台タブレットは、本校は全生徒iPadです。下の写真は、昨年度先行導入されたタブレット授業の様子です。

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下の写真は、一人一台タブレットを使用した1年生の探究の時間の様子です。多くの授業の中で、届いたタブレットが利活用されています。

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緑高校からの風景

閑静な住宅と、緑と史跡に囲まれた恵まれる環境で、高校生活を送ることができます

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