名古屋市立稲生小学校

学校概要CONCEPT

名古屋市立稲生小学校

稲生小学校は、今年で創立７３年を迎えます。

稲生小学校誕生の秘密

　本校には、名古屋市では珍しい、屋根付きのプールがあります。雨が降っても水泳学習が行えます。1942年（昭和17年）伏原毛織工場（今の又穂住宅）の南側に新しい学校を作ることになり，工事が始まりました。校舎がほとんど完成し、竣工式工式を待つばかりだった稲生小学校は1945年（昭和20年）戦争がはげしくなり，５月14日の空しゅうで，すっかり焼けてしまいました。戦争が終わって，もう一度学校を建てる工事が始まりました。そして1949年（昭和24年）10月20日，大勢の人をむかえて，校庭で開校式が行われたのです。学級数２１学級，児童数1321名で名古屋市立稲生小学校の歴史が始まりました。
　開校時には全ての校舎は完成しておらず，教室が足りなかったために，３・４年生は二部授業をしていました。二部授業とは、午前番は午前中教室を利用して勉強し，給食後は外で学習できる体育と理科の観察をします。午後番は給食の前に外の学習をして，午後は教室を使って勉強するというものです。午前番と午後番は一週間ずつ交代しました。雨の日は，土間やろうかに子どもたちがあふれ，落ち着いて学習する事ができなかったそうです。

学校沿革

昭和17年: 稲生小学校建設工事に着工。
昭和20年: 竣工寸前に、戦災により全焼。
昭和24年4月: 再度、建設工事に着工。
昭和24年10月: 開校式挙行。
昭和26年7月: 北校舎増築（10教室）
昭和26年10月: 東校舎増築（5教室）
昭和30年: 図書館創立。
昭和35年8月: プール竣工式。
昭和39年 11月: 開校15周年記念式典。
昭和44年11月: 開校20周年記念式典。
昭和47年5月: 体育館兼講堂完成。
昭和52年3月: 給食調理所改築工事完成。
昭和54年10年: 創立30周年記念式典。
昭和56年: コンビネーション遊具が完成。
昭和58年: プール屋根と体育館外階段が完成。
昭和62年: ふれあい広場完成。
平成29年: 管理棟・体育館の大規模改修完了。
令和元年: 開校70周年記念式典。