シンガポールでの視察の様子が届きました


2001年8月3日
シンガポール

 みなさんこんにちは。ナコスです。

 今日はまず「東海銀行 シンガポール支店」を視察しました。
 視察する前、私たちは「東海銀行で現地通貨に両替すればよい」と考えていましたが、実際に行ったら、窓口業務はやっていないとのことで、自分たちの勉強不足が浮き彫りになってしまいました。
 東海銀行シンガポール支店では、主に企業を相手に融資をしています。その企業のほとんどは、日系企業もしくは日本と取引がある企業です。なぜ窓口業務をやっていないかと言うと、シンガポールではまだ現地企業(銀行)を保護するような政策が残っているため、シンガポールの銀行以外では、シンガポール・ドル(S$)に利子がつけられないのです。そのため、企業の融資も利子がない当座預金などが中心です。現在、シンガポールに保護政策解禁を求めていて、今年の秋くらいから窓口業務ができるかもしれないそうです。

 東海銀行の視察後、昼食を食べました。次の視察先の場所が遠いため、飲茶を約30分で食べなきゃいけない羽目に・・・。なかなか辛いものがありました。

 その後、急いでチャンギ空港にある「JAL CARGO(ジャル カーゴ)」へ向かいました。チャンギ空港の警備はとても厳しく、貨物の施設に入るために一度、バスを止められ警備員がバスの中に入るというような感じです。
広い空港内を迷いながら、やっとの思いで到着しました。
 みんなが普段見たことがない、貨物専用機の機内や貨物積み込みの様子のビデオを見せていただきました。馬やF1も飛行機で運んでいると聞いた時、とても驚きました。(積み込みの様子のビデオも見させていただきました。)
それから、荷物の積み込みを行う場所など見ました。普段、見ることができないアングルから飛行機の離着陸を見ることができ、とても感動していました。

 公式視察・訪問はこれでおしまいです。今まで、視察・訪問させていただいた企業・学校のみなさま、本当にありがとうございました。

 それでは、また次回の報告にて。

ナコス2001メンバー一同