マレーシアと日本の関係
行友まり
2001年7月27日
マレーシア・クアラルンプール
マレーシアに着いた翌日、午前中はミノルタカメラを訪問し、午後から名古屋貿易振興会クアラルンプール相談所を表敬訪問しました。
相談所・所長、岡部克矢さんにはマレーシアにある、ミノルタマレーシアやカリモクマレーシアでの企業視察の面倒をみていただいた他、マレーシアの概要・貿易相談所では何をやっているのかを説明してもらいました。
私はマレーシアと日本の関係をほとんど知りませんでした。宗教や言語・生活習慣などしか事前に勉強していなかったので、貿易や経済などのお話は、わたしたちの為になりました。
貿易相談所では主に中国・東南アジア全域での日本企業の進出、輸出入の相談・斡旋をしているそうです。
でも、どうしてマレーシアに貿易相談所を置いたかという疑問がありました。理由としては、政治・社会の安定、インフラ、外資優遇策、そして道路の整備が整っていることなどがそうです。たしかにマレーシアは多民族国家で民族問題もありますが、政治は安定していますし、クアラルンプールから郊外に出ても道路はきれいに舗装されていました。
マレーシアにおけるビックプロジェクトの中には、日本と韓国が一棟ずつ担当したツインタワー、マレーシアと日本の合弁企業が建設を進め、日本政府も長期低金利で融資したクアラルンプール国際空港などがあります。なにより、マレーシアに拠点を置いている日本企業は愛知県下だけで60〜70社と、私が想像していた以上に多く、日本とマレーシアとの結びつきが密接なことに驚きました。
そして今、マレーシアの新首都であるプトラジャヤへの首都機能移転が始まっています。クアラルンプールは商業都市・プトラジャヤは行政都市として特化される予定だそうです。
マレーシアはこれからどんどん発展・発達していく国だと思います。
マレーシアで日本企業が色々なところで活躍しているのを知り、うれしくなった反面、マレーシアの国を知らなすぎた自分が恥ずかしくなりました。
私達は日本とマレーシアの関係を色々な面から知らなければいけないと思います。
最後になりましたがお忙しい中、私達のために丁寧な説明をして下さった岡部さん、本当にお世話になりました。ありがとうございました。