
訪問国の生活様式や習慣について
(by 若宮商業:高木)

↑レポート(一部)↑
○マレーシア○
マレーシアはイスラム教徒の国。同じ東南アジアでも仏教徒の多いタイやベトナムなどと比べると、特に食事に関して日本とはずいぶん様式が異なります。食事に豚肉はご法度。牛肉や鶏肉もお祈りを捧げたものでないと食べることが出来ません。肉類の入った料理やハム・ソーセージなどの二次製品も食べることが出来ません。
アルコール類も飲みませんし、タバコも普通は吸いません。また、犬は不浄なものとされており、触ることはもちろん近づくことも好まれません。
イスラム教のお祈りは1日5回。水で手足を清めた後、メッカの方向に向かってお祈りを捧げます。ただし、旅行中などは1日3回で良いとのこと。お祈り用のマットに座り、帽子をかぶってお祈りをします。
<手について>
不浄の手とされる左手で人に触れたり物を受け渡しはいけない。
<トイレ>
和式のようにしゃがむスタイルが一般的。小さなバケツと左手を使ってきれいにする。終わった後、バケツで水を流す。
<室内での靴>
靴は家に入る前に脱ぐこと。特に寺院などは絶対。
<海岸について>
トップレスでの海水浴は禁止。
<テレビについて>
チャンネルは3つ。マレー語と英語の2通りある。
○タイ○
<王室と国家>
・王室はタイ人の誇りです。
・映画や芝居などの興行物の開演時には国家の肖像画が映し出され、国家または国王讃歌が演奏されます。その時は起立して清聴し、敬意を表します。
・朝8時と夕方6時に官庁、学校、公園などの場には国旗掲揚と国家が流れます。
<対人関係>
・タイの日常的な挨拶は「ワイ」と呼ばれる合掌の形です。礼儀としては、先に目下のものから顔のあたりで合掌し、「サワッディー・クラブ(男)」「サワッディー・カ(女)」と挨拶します。これに対し目上の人は胸のあたりで合掌を返します。
・タイ人の体を安易に触れてはいけない。
・足は不浄。
・左手は不浄の手。
<礼儀作法>
年賀状の交換以外は、手土産のやりとりや即座のお返しの習慣がありません。お世話になったり、頂き物をした場合には、その時に礼を言っておしまいです。
<披露宴>
披露宴パーティーはたいてい当日の夜にホテルで100人以上を超える大規模となります。このときは、お祝いの金一封か、新婚生活に必要な品物を送ります。服装はスーツかカジュアルで結構です。
<出家式>
タイ人の男性は一生に一度は出家するといわれます。出家によって、本人と家族は、行徳を得る「ダイ・ブン」と考えられています。そのため、タイ人男性は結婚、つまり親から離れ新しい家庭(=家族)を持つ前に、親への恩返しの意味を含めて、出家する習慣があります。出家期間は通常1〜3ヶ月くらいです。
○シンガポール○
<トイレについて>
形状としてはしゃがみこみ式で、手洗い式(手動)でトイレットペーパーはついていない。
<国民性について>
マレー系の人たちはイスラム教を、インド系の人たちはヒンズー教を信仰している場合が多いので、特に食事については気を使う場合が多い。
<ゴミ事情>
●ゴミのポイ捨て規制●
1.何人も公共の場において、汚物や食べ残し、紙類等を投げ捨てたり、落としたりすることが禁止されている。
2.違反者に対して、令状なしで警察官、公衆衛生官等によって逮捕され、初犯で1000ドル以下、累犯にあっては2000ドル以下の罰金が課せられる。
3.累犯等の悪質なごみ捨て行為については、強制労働作業命令により公共空間の清掃を強制的労働として行わせる。
しかし、一昨年、環境公衆衛生法の改正が行われ、これらの規定の罰則が強化された。
○結婚式○
略。
(上のレポート画像参考)

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