<文献番号>:031916

<発行機関>:日本文化科学社

<文献名> :日本版WISC-Wによる発達障害のアセスメント

<副題>  :

<著者名> :上野一彦 松田修 小林宏 木下智子

<書名巻号>:日本版WISC-Wによる発達障害のアセスメント

<刊行年月>:2015.06

<研究分野>:特別支援教育

<請求記号>:493.937-6

<概要>  :

これまでのWISC-IV関連の著作物を理論的背景とし、日本版WISC-IVを使用した最初のアセスメント解釈事例集。前半で、解釈にあたって必要な基本事項や心得るべき事項、アセスメントの手順等を解説し、後半で、代表的な指標パターンとそれに対応した具体的な臨床事例を紹介。新指標である一般知的能力指標(GAI)・認知熟達度指標(CPI)も解釈に加えている。

第1章 心理アセスメント概論

T 知能検査の歴史とWISC-IV

U 知能の定義と構造

V WISC-IVの枠組みと特徴

W WISC-IVの今後の発展

X 日本版WISC-IVとその統計特性研究

Y 日本版WISC-IVにおける倫理規程

第2章 WISC-IVの合成得点の解説と解釈

T 解釈にあたって心得るべき基本ガイドライン―真の臨床家に求められるもの―

U 合成得点の解釈

V 任意の選択的拡張解釈@―新指標GAIとCPIについて―

W 任意の選択的拡張解釈A―CHC臨床クラスターによる解釈―

第3章 WISC-IVによるアセスメントの手順

T 学習面や行動面のつまずきのある子どもの支援とアセスメント

U プロフィール分析(個人間差と個人内差の検討)

V 解釈を支援につなげるために

第4章 指標パターン(プロフィール)から見た発達障害児のニーズ

T WISC-IVによる発達障害児のニーズの把握

U WISC-IVプロフィールから学習面の困難に対する子どもの教育支援ニーズを把握するには

V WISC-IVプロフィールから行動面の困難に対する子どもの教育支援ニーズを把握するには

W 臨床場面でよく見かける12プロフィールの総合的解釈とその留意点

X WISC-IVプロフィールの解釈に関するよくある質問

第5章 事例紹介

*頻度の高い情報処理に特徴のある代表タイプ

*新しい指標GAI・CPI からの解釈が可能なタイプ

*単独指標からつまずきの解釈がしやすいタイプ

*単独指標から得意な領域を推定しやすいタイプ

*頻度は低いが特徴ある学習・行動を示すタイプ

<索引語> :

<対象>  :教職員

<総頁数> :251