<文献番号>:D−1171

<研究報告発行機関名>:株式会社 解放出版社

<主題>  :部落史に学ぶ2 歴史と出会い未来を語る多様な学習プラン

<副題>  :

<著者名> :外川正明・著

<研究報告書名・巻・号>:部落史に学ぶ2 歴史と出会い未来を語る多様な学習プラン

<刊行年度> :2006.12

<掲載ページ>:1〜165

<研究分野・内容>:人権・同和

<研究内容の要約>:◆第1章:部落史学習を組み立て直す(1)第1節:部落史見直しが教育に提起したこと(ア)2001年以降の動き(イ)「目から鱗、でも…」(ウ)両側から越えるためには(2)第2節:あらためて部落問題とは何かを考える(ア)「何をいまさら」という若者の意識(イ)いじめ体験と差別の認識(ウ)心がけや思いやりで解決するのか(エ)人権を侵害されているのは誰か(カ)「部落史の見直し」を見直す◆第2章:社会認識を育てるための部落史学習(1)第1節:「知識」を問うことだけが目的なのか(ア)M大学の入試問題をめぐって(イ)「穢多」という言葉をめぐって(ウ)「えた」という言葉をめぐる現実(エ)「愚問」であるならどんな問題を(2)第2節:部落史学習の評価はどうあるべきか(ア)社会認識を育てる観点に立って(イ)社会科の目標と評価にかかわって(ウ)小・中学校における部落史学習の評価の観点◆第3章:前近代の歴史から現代を学ぶ学習プラン(1)中世における被差別民衆の姿と生き様(ア)中世における差別にかかわる教科書の記述(イ)中世における「社会的差別の成立」再考(ウ)『もののけ姫』の世界(エ)中世の被差別民と芸能(オ)竜安寺の石庭を参考に 他(2)第2節:近世における被差別民衆の姿と闘い(ア)政治的制度的固定化への過程(イ)近世における差別にかかわる教科書記述(ウ)皮革生産を中心とした生業と人々の暮らし(エ)被差別部落の生業と人口増(オ)「差別が当然の社会」の中で 他◆第4章:近現代の歴史から未来を学ぶ学習プラン(1)第1節:近代における部落問題の成立と展開(ア)なぜ差別は残されたのか(イ)部落の窮乏化と人口増(ウ)「解放令反対一揆」の根底にあったもの(エ)民衆の視線と部落改善運動(オ)水平社の創立再考 他(2)第2節:戦後における部落差別の現実と闘い(ア)戦後社会の中での被差別部落(イ)民主化の中で取り残された部落(ウ)失業対策事業と教科書無償化運動(エ)就職における差別との闘いと学力保障(オ)結婚における差別との闘い 他◆おわりに:悔いなく生きるために

<索引語>:部落、体験、差別、穢多、皮革、認識、解放令、水平社、

<研究対象>:教職員

<研究報告書の種類>

<対象学年>