子どもの障害をどう説明するか

目次:◆第1章 すべての先生・お母さん・お父さんが求められる(1)特別支援教育体制になって(2)自閉症の「いちろう君」(3)ダウン症の「はなさん」(4)特別支援教育の本質−「アウトリーチ・プログラム」(5)特別支援教育のもう一つの意義◆第2章 何のために説明するか(1)誤解を解消し摩擦を予防する(2)活動と社会参加を促進する(3)“人間の尊厳”について教える(4)障害は個性か◆第3章 子どもたちはなぜ質問するのか(1)自分たちと「違う」のはなぜか(2)なぜ、自分たちと違う対応をするのか(3)当然の要請に、なぜ従ってくれないのか(4)自分の判断を確認する◆第4章 説明に含まれる12の要素 1障害名・“障害”という表現(1)障害名・“障害”という表現(2)海外のケース(3)障害名についての問題(4)障害のレベル◆第5章 説明に含まれる12の要素 2障害の原因(1)説明のレベル(2)病気(3)脳のキズ◆第6章 説明に含まれる12の要素 3その子の状態や抱えている困難◆第7章 説明に含まれる12の要素 4障害のある子自身に気持ち・親の気持ち◆第8章 説明に含まれる12の要素 5その子が特別な存在ではないこと◆第9章 説明に含まれる12の要素 6周囲に起こりがちなマイナスの反応◆第10章 説明に含まれる12の要素 7その子にどう振るまったらよいか(1)自閉症の場合(2)“ハウ・ツー”だけでなく“なぜか”を◆第11章 説明に含まれる12の要素 8障害のある子のポジテイブな側面◆第12章 説明に含まれる12の要素 9障害のある子の将来の目標◆第13章 説明に含まれる12の要素 10周囲が協力・サポートできること◆第14章 説明に含まれる12の要素 11その子への教育的処遇・家庭での対応とその理由◆第15章 説明に含まれる12の要素 12今後の変化・進歩・改善の見込み◆第16章 説明の12の要素:注意点のまとめ◆第17章 親の説明・教師の説明◆第18章 説明のシステム化と方略(1)説明のシステム(2)説明の方略(3)人権教育としての障害の説明:例◆第19章 教師の説明・親の説明−例と解説−(1)子どもの質問に教師が答える(2)子どもの質問に親が答える(3)大人に質問に親が答える(4)あらかじめ、子どもに教師が説明する(5)あらかじめ、子どもに親が説明する(6)あらかじめ、大人に教師が説明する(7)あらかじめ、大人に親が説明する◆第20章 これから(1)説明の効果を検証する(2)障害の告知◆引用文献◆あとがき