子どもの心がひらく人権教育−アイデンテイテイを求めて−

目次:◆発刊に寄せて◆序章:キーワードは「みつめる」「語る」「つながる」(1)問題意識と課題(2)心理学的アプローチの必要性◆第1章:自己をみつめる(1)「みつめる」ことは自己洞察(2)自己の感情に気づく(3)親との関係性をみつめる(4)差別や偏見に気づく◆第2章:自己を語る(1)「語ること」は自己開示(2)受容的な関係のなかでこそ語れる(3)感情を浄化する(4)自らを勇気づける(5)共感性を高める◆第3章:他者とつながる(1)「つながる」ことは人間関係づくり(2)教師と子ども集団の関係(3)子ども集団を分析する(4)「いじめ」をなくす(5)人とつながるスキルを学ぶ◆第4章:個のアイデンテイテイの形成をめざして(1)「みつめる」「語る」「つながる」の相互作用性とアイデンテイテイ(2)自己洞察とアイデンテイテイ(3)自己開示とアイデンテイテイ(4)人間関係づくりとアイデンテイテイ(5)アイデンテイテイを求めて◆終章:これからの人権教育のために(1)肯定的アイデンテイテイは自分さがしの旅(2)「自己をみつめ、語り、他者とつながる」教育の歴史(3)「語り」のもつ独自性と教育的意義◆あとがき